「自分は歌が本当にへたで、声だって聞き苦しくって
歌詞だって覚えられないし、人に見られるのだって嫌だ。」

と思う日がある。

それに

自分でコントロールしているつもりだけど、
実際はコントロールできることなんて何もないし。

人前で歌なんか心底歌いたくなくなる。

「でもやるんだよ」

無理している、というのとは違うんだ。

だってやりたいことだから。

やりたくなくなるのは、「セルフジャッジ」、
自分を批判する自分の声に負けちゃうから。 

だからと言ってジャッジと喧嘩して
勝たなきゃっていうわけじゃない。

ただ自分のハートの声を聞いてあげるの。
ジャッジの声よりもハートの声を
優先することを選ぶの。

そうやって時々ではあるけれど
歌い続けて来た。

そして私がこうして歌い続けて来られたのは
それ以上にいらしてくださるお客様のおかげです。

こんな私の歌で、涙を流してくれる人がいる。

「自分も何かやりたくなりました!」と

キラキラの笑顔で話してくれる。

歌のレッスンを受けたい、
魂うたに参加したい、というお声も。

そんなみなさまに支えられて
また歌おう、と思える。

本当に、本当にありがたいことです。


ゆうべもね、
お客様に、ミュージシャン達に
無条件に愛された夜でした。

ポツリとたたずむ私を
360度の愛が包んでくれていた。


その真ん中で私が
自分がうまくやれたかとどうかとか考えることの
ばからしさよ!
(反省、改善するところは、そうする。精進するなり)


みなさま、本当にありがとうございました。


今朝、一夜明けて、みなさまとああしてご一緒できた
自分の幸運と幸せを味わっています。


ハートがじんじんと温かいです。



$本郷 綜海 オフィシャルブログ