YouTubeをサーフィンしてると「ぬいぐるみのお母さん」というタイトルと共に、

一匹の子猿が大きな猿のぬいぐるみにしがみつくサムネイルを見かけた。

それがどういう物語なのかは、クリックしなくてもすぐに理解できた。

心理学を学んだ人なら一度は触れる基礎概念である

ジョン・ボルビーの「愛着理論」と、

 

ハーロウの、その筋の(笑)人たちには有名な

「針金の母と柔らかい布の母」の実験を想起させたからだ。

後から知ったのだがあとから知ったのだが、

その子猿は動物園で生まれたパンチくんという名のニホンザルで、

母親に育児放棄され、人の手で育てられていた。

そしてオランウータンのぬいぐるみにしがみつき、

それを母のように抱えて離さない姿が写真や動画として拡散され、

SNSやニュースでも話題になっていたのだった。

私はその子猿とぬいぐるみのサムネや写真を見るたびに、

胸が痛むような感覚に陥り、

しばらくはその動画や記事をクリックすることができないくらいだった。

私自身の愛着の傷がトリガーされたのだった。

愛着の傷?

愛着とは主たる養育者(母と言い切っていいと私は捉えてる)

との間に結ばれる情緒的な絆のことだとされている。

だが私は情緒的、と言う表現だけでは足りないと思っている。

それは「情緒のともなった身体的接触からできる絆」

または「身体的接触の伴った情緒的な絆」であり、

ただ気持ちだけで形成されるものではないと言うことだ。

そしてその絆の形成過程の体験は、

私たちの神経系に「安全の感覚」として根付き、

私たちの性格や行動のパターンに大きな影響を与える。

「え?どうして?写真に胸が痛むほど?」
「そみさんお母さんいましたよね?」

うん。今もいますよ。生まれてから3歳まで

一緒に暮らしていましたよ。

けれど、健全な愛着を基本とした感覚は

「母がいたかどうか」だけで測れるものではない。

それは母親がどう存在し、どのような状態で子供と関わり、

または関わらず、どのような眼差しを向けつづけたか、

またはそれぞれの視界からいなくなっていたのか、

なども関わって来る。

大袈裟に聞こえるかも知れないが

、母がいても、触れられない、抱かれない、応答されない、心が通わない、

情緒的に存在しない、、、

 

それは子供にとって母を失うことに近い体験となりうるのだ。

それは目に見えない喪失だ。

死別や離別のような明確な出来事だけが

母を失う体験ではないのだ。

実際の物語としては、私は3歳の時に母が肺結核で

隔離され1年ほど離れて暮らした。

 

が、その前からきっと何度も心理的には

母を失うような体験をしていたのではないかと思う。

私は虐待されたことはないし、

私が生まれてからはしばらく専業主婦をしていた

母の母乳で育ち、

 

おばあちゃんも一緒に住んでいる環境だったので、

ネグレクトされた事実もない。

それでも私がぬいぐるみにしがみつく

パンチくんの姿を見ただけで

涙が滲むほど感情移入をしてしまうのは、なぜなのか?

パンチくんの話と愛着理論の話をするはずが、

私の物語になってしまった。

でも一人のもしかしたら知っている人間の物語の方が

愛着についての理解が深まる可能性がある。

この愛着と言う概念は、

なんなら「世界中の問題の始まり、ここにあり!」

と言えるくらい大事な概念なのだが、

 

日本では愛着障害についてばかりが先に広がり、

その大元が理解されていない気がする。

これまで私は20年以上前からこれを学び始め、

自分の仕事の中でより癒しの起こりやすい環境を

作るために実践して来たとは言え、

直接的に教えてくることはなかった。

だが、やっとそれを伝える時期が来たのかな、と思う。

(続く)



どう?

あなたの中にも
何か感じるものはある?

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