紙一重 | 心ノ詩人:武久ぶく

心ノ詩人:武久ぶく

僕の詩は書いた僕の感性と
読んだあなたの感性とで創り上げられるもの

 

「紙一重」    武久ぶく

 

 

生きたくても生きれない人がいた

生きるのが辛いからと死んだ人がいた

 

名医から助けられた命があった

医療すら受けられず死にゆく者がいる

 

老いて穏やかに逝く人がいる

栄養すらままならず餓死する赤子がいる、、、

 

 

 

脳幹出血に倒れ生死をさ迷った僕がいる

生と死には何の理由も理屈も訳も意味もない

 

ただそこにあるものは、、、生と死なんぞとは紙一重