過去記事にも書いたことが有るのですが、出かけるときには何かしらテーマを掲げて出かけます。
大したものではありませんが、漠然と何かのテーマがあってのお出かけをしてるんです。
同行者の頭の中に今回のテーマはありました。
「三陸は、三陸鉄道を撮るために来たんだよ。」
同行者はカメラはもっぱらスマホかiPadで撮影なので、撮るのは私。
上手く撮れなかったら、せっかく連れてきてもらったのに悪いなぁ・・・そんなことを思いながら、電車が来るのを待ってました。
東日本大震災で、地震と津波によって甚大な被害を受けた三陸鉄道。
でも、そのわずか5日後、一部区間の運転を再開して被災者を勇気づけたことは、同じ被災地に住む私にも記憶に新しいことです。
ここで、私は何も感じずに楽しむだけでいいのかな？
楽しんでいいんだよね。
考えすぎだよ、おバカだなぁ・・・せっかくの同行者の想いにも応えるべく、喜び、楽しみ、ただ撮ればいいんじゃないか。
うじうじと考えている小さな自分と向き合っていました。
大きな被害を受けた、ここ「しまのこし駅」は新しいきれいな駅舎となっていて、胸に詰まるものがあったからなんです。
電車を撮ろうと思いながら、なんだか気分が乗らなくて・・・・・
同行者の気持ちに添うように、取りあえず撮ってみるという感じでした。
三陸では至る所で工事が進められており、頑張っている姿を見ることができました。
復興がどんどんと進んでいることが、目に見えてわかります。
目には見えるんです。
目には見えるけれど、見えないものはどうかな・・・・・
自然災害で失ったものは大きいです。
自然の脅威を感じる出来事です。
地震は誰も止めることができません。
今、世界でも止めたくても止められない哀しく恐ろしい出来事が起きています。
フランスのことばかりが取り上げられていますが、それ以外にも恐ろしいことが世界のあちらこちらで起きています。
自然のことではなくて、とっても、とっても哀しい人間のすることです。
誰しもしあわせを願っているはず。
平和な世の中となることを、心から願うばかりです。
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三陸から帰ってきたら、フランスにおけるテロのニュースを知りました。
三陸の頑張っている姿と、フランスの悲惨な映像が重なり、なんとも哀しい想いにかられました。
想うところがあり、重い内容となりました。
折々の備忘録です。どうぞお許しを。