私は、何度か経験があります。でも、実際に移住してしまおうという考えにまでは至りません。
ここに住めたら、いいなぁ・・・程度のものです。
今日は、大岩フラワーガーデンで感じたことを。
BGMは2度目のアップですが、この曲で・・・・・
今夏は、ひまわりを撮りたいと思っていました。
群馬在住の友人が「ひまわり畑あるよ。今度行ってみようよ。」と。ようやく、その日が訪れました。
そびえ立つ岩山の麓に、ひまわり畑はありました。
さっきまで降っていた雨の代わりの蝉時雨。雲間から顔を覗かせた太陽の下で、時折りふわりと吹く風に、ひまわりがゆらりゆらりと踊っています。
目で耳で肌で、夏を感じられる時間・・・・・
大岩フラワーガーデンのオーナーがいらっしゃいました。
麦わら帽子に日焼したお顔。なんとも表現し難い嬉しそうな、いきいきしたような・・・そう、ひまわりのように眩しいのです。
「ひまわりの種を蒔いても鳥との格闘でね、4時から鳥退治ですよ。朝から鉄砲音を出すわけにはいかないし、拍子木鳴らしたりしてね。」
・・・手間暇かかってるんだぁ・・・・・
「半分植えて、半分育って、また半分植えて・・・。こんなこと繰り返してます。」
・・・ずっと楽しめるように考えているんですね。それに鳥対策もあるし、たいへんな作業なんだなぁ。
ここのオーナーさん、たいへんなことも楽しんでるんだ。きっと、そう・・・・・
・・・ひまわり畑が終わったら、何か植えるんですか?
「赤い蕎麦の花です。長野県の高嶺という蕎麦の花。」
・・・白い蕎麦の花は見たことあるけれど、赤い蕎麦の花は見たことないなぁ。きれいでしょうね。
「秋桜や黄花コスモスもやったことがありますよ。」
いろいろと趣向をこらして、楽しめるんですね・・・・・
帰宅して、大岩フラワーガーデンでいただいたリーフレットを読みました。
ここでお話したオーナーは、2000年に草津への旅の途中出会った、雄大な「大岩」に一目惚れをし、埼玉県狭山市より2001年に親子3人で移住され、荒れ果てた7万m2の地を整備し現在に至ります。
傾斜地のため、強い雨が降ると耕した土、肥料、種、除草剤も流れてしまう。鳥害や花の病気との闘いという苦労もあるようです。
最後に書かれていたのは、
「癒しの空間」を創りたいと、手作りをモットーに日々頑張っています。スローペースではありますが、毎年来園されるたびに変化していく「大岩フラワーガーデン」もお楽しみください。
お話したオーナーの顔が浮かびました。そして思ったのです。いきいきしていたと感じたのは、こういうことだったのね・・・と。
そして、また癒しの空間にお邪魔したいと、心から思いました。
たかがひまわり畑、されどひまわり畑・・・ですね。
さて、グルっぽ「じゃっ夏なんで」のお知らせです。参加者の方々が、同日同時刻に写真を一斉アップするという企画があるんですよ。
今年のテーマは『夏色文庫2014 ~熱の冷めない夜もある~』
8月31日 23時一斉アップ。どうぞお楽しみに♪