私が住む茨城県北部は、幸いにも被害はありませんでした。
安否を気遣ってくださってご連絡をいただきました方へ、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
偶然にも竜巻のあった日、つくば市におりました。
平沢官衙(かんがい)遺跡に向かう途中、車が渋滞・・・事故渋滞?工事中?
竜巻が起こったなど、全く知りませんでした。
2車線道路、車が数珠つなぎでまったく動きません。
斜め前の黒いワンボックスカーから、30代の男性が運転席窓から身を乗り出しました。ほとんど窓の上に立ったような状態。
待っていれば動くかもしれないのに、気が短い人なのかなぁ・・・野次馬ってこういうこというのかなぁ・・・などど思っていたら
「ダメだ!しばらく動けないよ!建物が倒れて、車が突っ込んでるよー!」と。
心臓がドキドキしました。
2車線道路、中央分離帯は植物が植えてあるので直ぐにUターンは無理。
ワンボックスカーからその男の人が車から降り、渋滞の後方へ歩き出しました。
「Uターンしなきゃ、しばらく動かないよ~!」大きな声で、渋滞に巻き込まれた見知らぬ人たちに教え始めたのです。(助手席に乗っていた女性が彼の代わりに運転席に移動)
「オーライ!オーライ!」誘導してます。渋滞列最後の車をバックさせ、Uターンをするための誘導です。
「次、プリウス下がっていいよー!」 「もっと、右に寄ってからハンドル切ってー!」
大きな声が後方から聴こえてきます。
気が短い、野次馬なんて言葉が頭に浮かんでしまった事を恥じました。
しばらく経ち私の車の番。Uターンできる場所まで彼の誘導通りにバックしましようやく渋滞から解放されました。
車の中から彼にお礼を言いました。「ありがとうございます。」 心の中では「ごめんなさい。」も。
見て見ぬふり、触らぬ神にたたりなし・・・彼から、感じられるものはありませんでした。
咄嗟の時に、迅速に行動できる人は素晴らしい。
私は先ず頭で考えてから動き、行動に移すのが遅いので、彼のような人を羨望する。
見習いたいです。
竜巻は、平沢官衙(かんがい)遺跡の近くを横断していったそうです。
竜巻直後の写真は、その惨状にシャッターきれず・・・手が震えてました。
建物や車は損壊、血を流して倒れている人が多数、まるで空爆を受けた後のようでした。

被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。