安保法案の可決や増えてきた噴火や水害に日本の基盤が自然の猛威と共に我々を揺るがしています。

東北の大震災の後、日本列島は地盤の変動期に入ったとの研究者の言葉。

水害は間違いなく地球温暖化がもたらしたものだとか。

自然の猛威はまだまだこれからだと覚悟しておくべきです。


安保法案は回りの国々の状況を考えると正しいかに見えます。

自衛権と集団的自衛権は憲法以前に国家として保持しているものではありますが。

憲法は国の在り方を示したもので、国民ではなく専ら司政者をしばる法律です。

現憲法が発布されたのは敗戦後の占領下で、日本人に主権が無かった時。

日本を丸裸にしておきたかった米国が憲法草案に自衛権の存在など項目に並べる筈がありません。

憲法を何回読み直しても自衛隊は違憲と考えられます。

しかし、交戦権のない国家は存在しません。

自衛権はその一部と言って良いのかも。

国家とはその土地、歴史、国民を統合したもの。

そのどれかを侵奪されれば奪い返さなければなりません。

その為に出来たのが憲法には明記の無い自衛隊です。

明記の無い自衛権、集団的自衛権をその時の内閣が勝手に解釈して法制化してしまうのが問題だと考えます。

憲法に自衛権、集団的自衛権を明記した上で、文民統治や侵略的戦争否定の縛りを厳重にする事も併記しなければなりません。

しかし、我国には最も大切な要素である、国民の政治に対する信頼が殆どありません。

国民皆兵のスイスや北欧の様な「お上」に対する信頼。

今回の安保法案の成立に寄って、反対や仕方ないけど認めるという程度の信頼度は本来しなければならない憲法改正を不可能にしました。

憲法改正を叫んで誰が呼応するでしょうか。

残念乍ら我国には「棄民」という伝統があります。

国民を保護する積極性は欠けています。

国の捨て石になるという国民性も影響しているとは言え、日本国民はうすうす感じているのです。

拉致された国民は奪い返さなければなりませんが、政府にはその考えも無く、不平和憲法も縛りに。



政治は無知な国民を説得しなければなりません。

先の大戦は新聞報道にも煽られた国民に可成りの責任があります。


日本国民は信頼出来る為政者を育てる必要があります。
どうすれば良いのでしょう?