子供が小さかった頃はお出かけする事も多く、仕事も忙しかったので一年に三万キロは走っていました。
弟も使うので二台の車が必要でしたが、その二台とも同じ様な距離を走っていました。

京都でも東山を越えた山科に住んでいた事もあって、車は必需品、使い回していたのです。
一年に三万キロですから、三年になる前に買い替えていました。
まあその頃は忙しかったので、必需品である車は買い替える事が出来ていました。

ひょんな事から雪を見た事の無い妻がスキーに惚れ込んでしまい四駆が必要になりました。
それがレガシーとの付き合いの始まり。
初代のレガシーはガス喰いで夏場の市内周りではリッター3キロ代。
積算計が150kmを示す頃には給油を考え始めます。
タンクも大きく50リッターは入れていました。
アメ車でもどんと来いです。
しかし、魅力も大きくレガシーの買い替えも二代目レガシー。
燃費は向上しましたが、市内ではリッター5キロ、郊外で8キロ、フルタイム四駆なら仕方ないと思っていましたがやはり辛い。

二代目レガシーの買い替えはいつも世話になっている修理屋さんの勧めあって、燃費の良いと言うトヨタのカルディナにしました。
ところがこれがブレーキのABSの欠陥車、一日に一回しか出ないすっぽ抜けがトヨタの実験では確認されず欠陥車と認められませんでした。
同じとき持っていたランクル80も似た欠陥があったのですが、トヨタの対応は最悪、カルディナは安値で引き取って貰いました。
その代わりに購入したのが三代目のレガシーでした。
その後、見事な不況で買い替える事叶わず、そのレガシーを13年に渡って使ってきたのです。

三代目レガシーは四駆にも拘らず二代目より燃費は向上、アクセルを踏めば見事な加速も楽しめました。
元々、高速道路では150キロでしか走らないスピード狂?
その上もその下もなし。
今はそんな事はありません。
爺さんの一歩手前らしく大人しい運転です。
追い越されたのは爺さんの運転していた赤いBMぐらいのもの、200キロ以上出ていたと思います。

家内を自宅まで届け工房に帰ろうとすると、車を出た家内が大きな音がすると言ったのです。
前に回ると大きなファンの音、ボンネットを開けると水蒸気と水しぶき。
慌ててエンジンを止め、少し冷えてから自宅のマンション駐車場に。
その短い距離で又ボンネットから水蒸気。

結果はエンジン修理に二十万、控えた車検費用、塩害で取り替えるマフラーなど考え廃車にする事となりました。
好きだったレガシーとお別れです。

トヨタの傘下に入ったとたん、富士重工スバルがトヨタの真似をしたどんくさいデザインになったので買わないで済むと、買えもしないねたみを転嫁して溜飲を下げる嫌みな自分です。

これからは燃費も価格も安いワゴンR、zamawomiro!