工房では現在、染分けの帯揚げが人気です。
ここにお見せするものは既に売切れてありませんが、二三日中に新色が出来上がるのでその前振りとして御覧下さい。
紹介する帯揚げは生地も珍しく、古代縮緬に桜の地紋が入っています。
既に生産は終了して最早手に入る事はありません。
品質的にはそれほど良い物ではないのは確かですが、珍しい生地と言う事は織る事にもかなり負担が合ったのかも知れません。
染屋の独り言Ⅱ-帯揚げ1


染屋の独り言Ⅱ-帯揚げ2


染屋の独り言Ⅱ-帯揚げ3


染屋の独り言Ⅱ-帯揚げ4

この帯揚げは着用した時左右で色が違う楽しい作品です。

この生地に代わって使用するのは丹後縮緬の無地の古代縮緬です。
重さは変わりませんが織りは丁寧で質感が優れた生地となりました。
生地の仕入れ価格は高くなりましたが、無理を承知で前値に押さえています。

工房の店頭で販売しているので、染めるのは各配色一枚ずつという帯揚げでは考えられない染。
全く同じ物が無いと言う代物です。
価格は2,800円。

新作が披露する準備ができ次第御覧頂きます。

生地の高騰は帯揚げにも当然影響しています。
現在仕入れた在庫が無くなると値上げが待っています。
悪しからず。