あのときの色 | sometime

sometime

こころのなかで鳴り続ける鐘の音。
だれかのために鳴っている。
愛するひとに伝えたい音。
それを、言葉にしたいだけ。。。

昼間の青い空にかかっていた 薄灰色の雲が
ゆっくりと その色を深めてゆく
稜線に隠れようとする夕陽に染められて
雲は炎の色に縁取られる

君といた 冬の日
その色を はじめて綺麗と感じた
教室の窓辺で 
はじめて 後ろから抱きしめた

夕陽が沈んでしまうまでの 僅かな時間
自分の鼓動が 
君に伝わるのを気にしながらの時間

もう誰もみてないよ
言い終わらないうちに
君は 素早く振り向いて 僕の首に手を回した

はじめてのキス
はじめての抱擁
はじめての時間

僕の思い出のなかで 
一番綺麗な色 
忘れられない色

思い出のなかの色は 褪せない
今でも 愛しているから