ソウル二日目。
旅のメインであります非武装地帯 板門店に参ります。
8時にロッテホテルの6階にあるツアーの事務所に集合。
私たちのツアーは男女合わせて20名くらいだったでしょうか。
いざ、38度線に向けて出発。
バスの中でガイドのキムさんからツアー内容と色々な注意を聞きながら参ります。
第3トンネルや都羅山駅、自由の橋などいろいろ回りましたが私が一番緊張したところ。
そう、板門店。
何度も映像などで見ているのですが実際目の当たりにしてみると言葉が出ませんでした。
二つの青い建物の間に赤線を引っ張りましたが これが軍事境界線でコンクリートで仕切られています。
ここを境にあちらが北朝鮮側です。
向こう側白い北朝鮮の建物の真ん中あたりに監視している兵士が立っています。
双眼鏡でこちらを四六時中監視しています。建物の中からも窓越しに双眼鏡で監視しています。
北朝鮮側に向かってこのように写真は撮れますが(撮影OKの許可がある時だけ)逆に韓国側の建物は写真撮影禁止です。
私達は2列になって歩き後ろは振り向かず指差しなどの行動は控えされられます。
青い建物の中に入ることができました。
ここは南北が会議を行うところ。
会議場の中央部分を通過する軍事境界線(上の赤い線を引っ張った境界線)を境に向かいあって会議を行います。
軍事境界線をまたいで北朝鮮側に立つことができました。
ここの兵士が皆サングラスをかけているのは目の動きを悟られないようにするためだそう。
兵士の後ろ側に立つと亡命とみなされて大変なことになります。
この時はカメラのみ手に持って他のものは一切持ち込み禁止です。
(お財布とパスポートはポケットに入れておいてOK)
JSAの映画が思い出されます。
JSA(Joint Security Area、共同警備区域)。
イ・ビョンホンが南の兵士として出演してましたよね。
南と北の兵士が橋の両側で警備にあたってました。
その舞台となった橋が「帰らざる橋」(朝鮮戦争停戦後、捕虜の交換が行われた場所なのでこの名前がついたそう)です。
バスから降りることは出来ないので車窓から写しました。
この橋の左側に小屋が建ってます。
映画とそっくりなのでした。
今回板門店見学を案内してくれた軍の兵士は ホントにカッコ良くてそのまま映画やドラマにでも出られるんじゃないかと思うくらい。
ヒョンビンに似てらっしゃいました。
中国の大学に留学中に兵役となってここに配備され2年間の仕事を終えるとまた大学に戻るそうです。
家柄もよく頭もよく、身体にも異常がないエリート中のエリートがここで任務しているそうです。
任務中は家族にも会えないし街に遊びに出たりとかはできないそうです。
ちなみに北朝鮮の兵役は男は10年(だったと思う)、女は5年だそうです。
板門店ツアーをあとにして それから東大門で久しぶりに買い物。
ここでもナゼか猫柄に目がいってしまうのでした~。
値段交渉するのですが みな日本語が堪能ですね~。
やられまくりでした~
それからマッサージをしてもらってホテルに戻りました。
翌日はゆっくり起きまして ホテル近辺を散策。
スーツケースにまだ余裕があったんで地下のスーパーで買い出し。
また地下鉄で空港に向かいました。
空港に行くと若い女の子が大勢体育座りをして誰かを待っていました。
誰が来るんだろう~?
近くにいた女の子に聞いてみると ナント~、堂本光一君だそうです。
出国審査を出たところで待っていると 来ました、来ました~。
帽子を目深にかぶり顔は半分くらいしか見えませんが光一君です。
細くてあまり背も高くないのね~。
何時の飛行機に乗るのかと思って後をついていったら 出発まであと5分しかないという便に乗り込んでいったのでありました。
芸能人ってこんなんで許されるの?
今回も有意義な旅でした~。
が~、幼稚園児並み(いや、それ以下)の韓国語しかしゃべれないもんで話しかけられてもチンプンカンプン。
「チョヌン イルボンサラン」(私は日本人)と言って ごまかしてました。
今回は あまり食べものには執着してなくて コンビニのキムチおにぎりとかで済ませたりもしました。
ひとりだと どうしてもね~。
次回は友人と焼肉をたらふく食べようと思います。
おしまい!