myストレス解消法(その44)(=^._.^=)

「妖精」のソラゴト続き …

「あなたは、『量子論』における『量子もつれ』とよばれる現象をご存じですか?

『量子もつれ』とは、2つの粒子が強い相互関係にあることを意味します。

『量子もつれ』の関係がいったん成立すると、

2つの粒子が、物理的な距離のレベルで遠く離れていたとしても、

粒子間の関係は保たれ、『相互に影響しあう』状態が続きます。

たとえ空間的に離れていても、

ひとつの粒子の測定結果が、瞬時に残りの粒子に影響するという、

不思議な現象が、発生するのです。

この『量子もつれ』が、人と人の『意識』の間でも発生することを、

実証するための『実験』も、行われています。

ある女性『Aさん』は、友人の男性『Bさん』との間で、

不思議な体験をしたことがあります。

『Bさん』が『ダイビング』に出かけた、ある日のこと。

キッチンで料理をしている『Aさん』の脳裏に、

ある不思議な情景が、浮かびました。

そこは、海の中なのですが、

なぜか、『青い色』は見えず、

どこまでも『茶色い』世界が続いていました。

後日、その話を『Aさん』が『Bさん』にしたところ、

『Bさん』は、たいへん驚きました。

実は、『Bさん』には視覚障害があり、

『青という色』を認識できないのです。

つまり、『Aさん』の脳裏に浮かんだ『茶色い』海のなかの情景というのは、

『Bさん』がダイビング中に見ていた光景だったのかもしれません。

『Aさん』と『Bさん』の間に、『量子もつれ』が発生するかどうかを、

立証する実験も行われました。

『Aさん』と『Bさん』を、離れた場所に隔離します。

まずはふたりに、しばらくの間、お互いのことを考えるようにしてもらいます。

それから、『Bさん』に、刺激的な画面と、何も表示されない画面を、

ランダムなタイミングで交互に見せます。

そして、離れた場所にいる『Aさん』の脳の活動を調べたところ、

不思議なことに、『Bさん』が刺激的な画面を見ている瞬間と同じタイミングで、

『Aさん』の脳も、視覚的に刺激を感じている様子が観察されたのです。

つまり、『Aさん』と『Bさん』の脳には、『量子もつれ』の関係が発生している

可能性が高いことが、科学的な実験により、立証されたのです。

実は、『テレパシー』などの『超常現象』とよばれるもののいくつかは、

『量子論』の研究が進めば、解明できるかもしれないともいわれています。

『量子物理』に基づく『乱数発生器』は、本来『1』と『0』が

半々の確立で現れるよう、設計されています。

しかしながら、大勢の人々の意識がいっせいに興奮するようなイベント会場に

『乱数発生器』を持ち込むと、『1』と『0』の均衡が一時的に乱れを示すという

現象が知られています。

また、『アメリカ同時多発テロ事件』の発生した9.11には、

世界中の『乱数発生器』の数値が、いっせいに乱れたという報告もあります。

つまりは、人の『意識』と『量子』の間には、何らかの『関係性』が存在する

ということは、科学的にも、ありうるのではないかといわれているのです。

ただし、『量子論』の研究そのものが、現段階ではまだ、あまり進んでいません。

また『超常現象』の『科学的見地』からの研究は、

ある手品師(マジシャン)がトリックを使い意図的に研究者を騙した事件

などの影響を受けて、科学者たちから避けられるようになり、

今日では、あまり行われなくなってしまいました。

ここであらためて、『量子論』の提起する問題について、考えてみましょう。

たとえばあなたは、たいへん多くの人々から『注目』を集める女性であると、仮定します。

あなたのもとには、多くの人々の『意識』が集まり、

多くの人々との間に、『量子もつれ』の関係性(”回路”)が、

発生しやすくなっているとします。

その場合、あなたはどうすればよいのでしょうか。

答えはとても『シンプル』です。

こう考えるようにしてください。

すべての物事に対して、『意味付け』を行うのは、ほかならぬ『あなた』です。

あなたが『意味』や『役割』を与えなければ、

あらゆる存在は、『意味』や『役割』を持たぬままに終わるのです。

あなたがいったん『意味付け』した世界に飽き飽きしたならば、

一度、あらゆる存在から、かつてあなた自身が与えた『意味』や『役割』を取り上げて、

すべてを『リセット』してみてはいかがでしょう。

そしてあなたは、真っ白いキャンバスの『あなた』に還るのです。

これは、究極の『真理の扉』です。

いったんその鍵を手にしたならば、

あなたにとって、怖いものなどなくなるでしょう。」



(つづく・・)