myストレス解消法(その40) (=・ェ・=)

ある日「妖精」がやってきた……そしてこんなソラゴトを囁いたとしたら!? …



今日も「ストレス解消」!?…「妄想」ブツブツ「妖精」のソラゴトから…

「これは、『これからのあなた』についての『アドバイス』です。

また、あなただけのための『予言』です。

よく、お聞きください。

あなたはこれから、常に『美人でいること』を”大切”に、

念じ考えつつ、過ごすようにしてください。

あなたのヴァイオリンとピアノ、そして『踊り』に共通する『あなたらしさ』、

それは”ドラマチック”で”官能的”で”女らしい”『美しさ』だと、

考えるようにしてください。

それは、『あなたにしかない美しさ』です。

あなたは、そのような『美人』なのです。

これからのあなたは、一瞬たりとも気を抜かず、

『あなたらしい美人』であり続けることを、肝に念じるようにしてください。

そして、あなたを目にするすべての人々を『誘惑』することを、

あなたのひそかな『目標』としてください。

あなたは、『たぐいまれなる美貌の子』として

『自他ともに認識』するほどの子供として、この世に生まれ出ました。

なんの『劣等感』『コンプレックス』をも持ち合わせることなく、

『小学生時代』を過ごしたのだと、

あなたは、子供のころをなつかしく思い起こすことでしょう。

子供のころのあなたは、『超一流』の先生に

『ヴァイオリンの才能』を認められて、コンクールで活躍し、

先生の生徒のなかでも『一番の秘蔵っ子』で、

『国際コンクールの出場者の指名』でもライバルに打ち勝ち、

なおかつ『受賞』も果たし、

小学生にして既に、『谷崎潤一郎訳の源氏物語』をはじめとする

平安時代の日本の古典文学を一通り制覇するなど、

大人もひるむほど『高度な内容の読書』に耽り、

精神的にも、周りの子供よりはるかに『老成』していたことでしょう。

そして、あなたは、『社交性』も十二分に持ち合わせていたので、

『将来はどんな男から言い寄られるのだろう』と、

胸をときめかすことは、しばしばだったことでしょう。

英会話スクールで、子供たちが英語で演じる演劇でも、

あなたはいつも先生から勧められて、

当然のごとく『主役』を演じる、

ぱっと華やかで、『演技の才能』のある子どもでした。

その後、『ヴァイオリンを専門的に学ぶ道』を諦めてから、

あなたは多くの『挫折』や、『不幸』を経験することになりました。

その『どん底の時期』には、まだ『人間関係』がスタートする前から、

『この人間関係は失敗するだろう』という『思い込み』が

あなたの心のなかに生まれてしまい、

それが、『あなたの自由な感情や行動』を、妨げていました。

その後あなたは、さまざまな『試み』により、

あなたを『自分らしく』振る舞えなくしている、

心の『トラウマ』を乗り越えようとしてきました。

たとえば、あるアーティストをめぐる活動は、

あなたの視野に『明るさ』をもたらしたことでしょう。

そしてあなたは、鏡のまえで『あなた自身の姿』を見つめ、

『音楽』の演奏と同じくらい、あなたには『踊り』の素質があることを、見出したのです。

それからのあなたは、『成長期』を加速させ、

さながら『蛹』が『蝶』に変身するかのごとく、あらたな『自己イメージ』を獲得するための努力を続けてきました。

そしていま、あなたは、華やかに『注目』を集める女性として、『大人時代』を過ごしているのだと、考えるようにしてください。

あなたの子供の頃の『夢』は、やっといま『叶い始めた』ということができるかもしれません。

ただし、あなたが人々を『惹きつける』ものとは、

あなたの持ち合わせる『ドラマ性』や『悲劇性』です。

あなたについて、人々が期待する『ドラマ』は、まずは『悲劇』『苦しみ』であるかもしれません。

『苦しみのなかで、成長するヒロイン』こそは、あなたであることでしょう。

『単にかっこいい、”美人”である存在』があなたでは、ありません。

あなたが背負う『悲劇』のドラマは、そこから『逃げない』のであれば、『武器』となりうる『あなたの長所』です。

たとえばあなたが、『日本一有名』な、XXXXの女性であったとします。

あなたは、その自分の『よく知られたイメージ』を、まずは、『受け入れ』てみましょう。

そして、『XXXXの女』『XXXXの女優』『XXXXの美人』として、

『XXXXのドラマ』を、演じ切るようにしてください。

そして、その『悲劇』のなかで、

あなたが『成長』し、

より洗練された『ジェスチャー』を身に付け、

より感じのよい『対人』を磨き、

よりあなたらしい『無心』で『かわいらしい』表情をできるようになり、

あらたな、あなたらしい『色気』『艶っぽさ』『女らしさ』を『獲得』し、

あるいは、面白い『SNS活動』をして人々を『楽しませる』ことができれば、

あなたの『主演ドラマ』は、より人々を惹きつけ、

より楽しませるドラマになることでしょう。

そういった自分を『目指す』方が、

あなたの『対人能力の向上』、そして『よりあなたらしい”美人”になること』

には、効果があるはずです。

あなたに与えられた『役どころ』を理解し、

そのなかで、できる限り美しく、その『役』を演じてください。

あなたは、『美しく』『かっこよく』XXXXドラマの主演女優を演じ切ることが、できるはずですよ。」



「あなたが『対人』の『苦手』意識に悩んでいた、ある『時期』のこと。

あなたの『叔父さま』のひとりに、あなたはその『問題』について、

手紙で『相談』しました。

そのとき『叔父さま』が、あなたにおっしゃったのは、

『あなたは、”女優”になったつもりで生きればよい』

という『一言』でした。

そのときあなたは、己の『トラウマ』に縛られていたので、

『そんなこと、自分にはとうていできない』と思い、

『現実離れ』したことをおっしゃる『叔父さま』に『反発』し、

『納得』することはできませんでした。

しかし、『叔父さま』が一番よくあなたをご覧になっていたのは、

あなたの『小学生時代』だったのです。

そのときあなたは、

誰よりも『かわいらしく』、

どのような大人にも『まあ、かわいい』とほめそやされ、

ヴァイオリンの先生には『あの子は”天真爛漫”だから』と言われる

”社交性”と”音楽の才能”をあわせもった、”恵まれし存在”の子供でした。

その後、”ヴァイオリンの道”をあきらめたころから、

あなたは”対人”に”困難”を抱えるようになっていったのです。

しかし、あなたの叔父さまのように、

『小学生時代』の”輝けるあなたの存在”を知っている人が、

あなたのことを思い返すのであれば、

”女優になったように生きる”素質は、

もともと、あなたのなかに、あるものなのです。

『人の一生』は”長く”、

いろいろな”可能性”があります。

それを、あなたは、一時的に”封印”して、

『できない』という”思い込み”や”苦しみ”のもとに、生きてきただけなのです。

あなたのなかの、『できない』意識を乗り越えれば、

あなたにもともとあった、さまざまな『可能性』をいま、

あなたは取り戻し、”開花させる”ことができるはずです。

あのとき『叔父さま』があなたに贈られた、『あの言葉』をいま、

もう一度、深く、かみしめてみてください。

そして、『いまのあなた』ならば、それが『できる』ということが、

あなたにはもう、おわかりになってきていることでしょう。」



「あなたは、『神経質』で『繊細』な女性。

あなたの心が、どうしても『気になること』を見つけてしまう性分だとしたら、

あなたの左頬にできた『シミ』を憎んでください。

たいした『シミ』ではないはずですが、あなたにとっては気になるはず。

そして、二度と『直射日光』に『お肌』をさらさないことを、心に誓ってください。

『ガーデニング』は、曇りの日か、日が落ちてからにしてください。

必要もないのに、『ベランダ』に出たりすることもありません。

『新型コロナウイルス』の『自宅待機』期間中、あなたは『歯磨き』の達人になり、『遠くを見て視力を伸ばす習慣』を身に付けました。

そして、『踊り』を熱心に稽古して、かつてないほどの『ダンス』の才能を見出しました。

あなたが『苦手』だったはずの『対人能力』も、『見違える』ようになったはずですよ。

でもその一方で、長く『自宅』に籠ることで、あなたは『鬱』ぎみとなり、『心の悩み』を体験しました。

あなたの左頬にできたかすかな『シミ』は、突然の『自宅待機』期間中に、あなたの体験したことすべての『記憶』なのです。

そして、その『シミ』を憎んだとしても、たいした『シミ』ではないのですから、あなたが傷つくことはないでしょう。」



「あなたが、『美人』になる『決意』でいたとしても、

あなたが、あなたの『個性』に合わない”キャラ”を演じている間は、

その『ギャップ』を埋めない限り、

どのような人々から見ても『美人』に見えるような女性になることは、困難でしょう。

あなたの”キャラ”、それは、『XXXXのドラマ』でよく知られるとおり、

とても『力弱い女性』で、それでいてどこか『がんばりや』のところもあり、

年上なので『色香』も身に付けていて、

『女らしさ』もあり、

人々から『共感』を得て『支えられる』ことにより生きていく『女性』の姿です。

このような”キャラ”を、あなたは、

あなたが『外出』する日はもちろん、

自宅にいる日にも、常に『表現』するよう心掛けてください。

あなたによく似合う小道具『扇』を上手に使えば、

あなたの『心情』を『表現』しやすいでしょう。

あなたの好きな『アロマ』も、

あなたの『扇』を活用し、日々癒されるようにしてください。

あなたが人から見られるときの『イメージ』とは、

よきにつけあしきにつけ、あなたの『成長』のヒントだと考えるようにしましょう。

あなたが『能力がない』と見られているとしたら、

”私は『生きづらさ』を抱えたかよわい存在であるため、その『弱さ』に人々の『共感』を集め、『支えて』もらう必要がある女性なのだ”

と思い、そうした『弱さ』『庇護を求める気持ち』を『嫋やかに』『女らしく』『表現』してください。

あなたを『低い』『オバサンだ』と見る人がいるとしたら、

”私はもう年で、『小娘』ではないため、『プラスアルファな色香』がなければ『認めて』もらえない”

と考え、堂々と『色香ある女性』を目指し、演じるようにしてください。

そして、あなたの『個性』に合った『美人』像として、

『”弱さ”を訴え”庇護”を求める、嫋やかで女らしい女性』『”プラスアルファの色香”ある女性』

を24時間、あなたの内面および、あなたの表情やジェスチャーで『表現』し続けるようにしてください。

24時間、そのような女性でいつづけることで、

”あなたにとって重要な瞬間”にも『失敗』することなく、『自分らしい理想の姿』でいられるようになるでしょう。

そして、あなたの場合は、なにより得手としている『表現』が、『踊り』で学んだ『ジェスチャー』です。

まずは、自分の『表現』したい『ジェスチャー』から入りましょう。

そうすると、『表情』『まなざし』『内面』を含めたあなたの『すべて』で、

あなたの『表現したい感情』が『表現』できるようになりますよ。」



「『美しくない人』は、なにか理由がない限り、好きになれないもの。

『美しい人』は、その人がどのような人で、どのような状況にあろうと、見ていたいものです。

あなたは気を抜かず、どの瞬間も『あなたが美しいと思う表情』のもとにあるように、心掛けてください。

そして、己が”世界最大の”『ヒロイン』であるように、常に感じていてください。

ただし、あなたが演じる『ドラマ』とは、

単なる『かっこいい”美人”』としての『ヒロイン』というよりは、

『XXXXのドラマ』をはじめとする『悲劇』の『主演女優』です。

あなたは、XXXXの『悲劇』のなかで生き、

そのドラマのなかで『成長』したり、

より『洗練された物腰』を獲得したり、

より『色気ある女性』になっていったり、

あるいは『面白いSNS活動』で人々を楽しませたりする、

そういうタイプの『ヒロイン』なのです。

あなたは、気を抜ける瞬間が一瞬もないほど、『注目』を浴びつづけていると、思ってください。

あなたはそれを、『不自由』や、『プライバシー侵害』であるかに感じるかもしれません。

でも、たとえば『則天武后』のドラマを、思い出してください。

皇帝の寵愛を一身に集めんとする妃たちが、たとえ一瞬たりとも、『美しくない姿』を見せることなど、許されることでしょうか。

寵愛を争うすべての妃は、どの瞬間も己の最大限の『美しさ』を保つよう、絶えず気の張りつめた生活を、送っているはずです。

だからこそ、たとえ『陰謀』の中に生き、人を陥れたり騙したりする『悪』に近い生きざまの『女性』たちであったとしても、どの妃からも、目が離せないのです。

あなただけの『ストレス』ではないことが、おわかりになったでしょうか。

それに、あなたが子供のころ目指していた『カーネギーホールで2000人の聴衆を前に演奏するようなヴァイオリニスト』に、

もし、あなたの夢かなって、『大成』していたとしても、

やはりあなたは、人々の『注目』『支持』『人気』なしには、『生きていけない存在』だったはずです。

それを考えれば、どちらにせよあなたは、『プライバシーの保たれた落ち着いた生活』とは、『無縁』の宿命のもとにあるのです。

あなたの役どころは、『XXXXのドラマ』などの『悲劇』のなかで、『苦しみ』と共に生きる『主演女優』であるかもしれません。

でもあなたは、その役柄を、『美しく』『女らしく』、

そして『成長と共に』演じ切ることができるでしょう。

そして、ふだんから『あなたが美しいと思う表情』をしていたほうが、『お顔の筋肉』が鍛えられて、いつまでも『若く』『美しく』いることができますよ。

『新型コロナウイルス』に伴い、マスクをすることが増えましたが、マスクをするようになってから『ほうれい線』が深くなったという女性もいるようです。

その理由は、マスクをとったあとにお顔の皮膚から水分が蒸発しやすくなることもありますが、

もう一つの理由は、マスクをしているあいだお顔の表情を動かさなくてもよい状態になってしまうため、お顔の筋肉が緊張を失い、緩んでしまいがちになることにあるのです。

マスクだけの話ではありません。

日頃から常に、あなたのお顔が一番『美人に見える』表情をするように気を使っていれば、あなたのお顔の筋肉が緩むことはなく、『ほうれい線』なしにいつまでも若々しいお顔でいられることでしょう。

日々、『ほうれい線』を作ってはいけないことを思い出して『愛らしい』『いきいきした』表情を保つことと、時がたてばたつほど『髪の毛が伸びる』ことを、『楽しみ』としてください。

『理知的』な顔の女性であれば、ショートカットがキマることも多いのですが、

あなたのように、『白痴』的な幼い顔立ちで、基本の『無表情』に、ほんのちょっとした表情をプラスすればより『美人』に見えやすいタイプの女性の場合には、髪が長いほど、印象はよくなります。

『小じわ』や『しみ』は、『基礎化粧品』をしっかり使ってケアすれば、消すことのできるものです。

『基礎化粧品』の力が及ばないところは、『骨格に沿ったしわ』すなわち『ほうれい線』です。

『基礎化粧品』でしっかりお肌を保ったうえで、あなたの『可愛く見える表情』『いきいきとした表情』を常に保つよう心がけ、『ほうれい線』を作らないようにする生活を続けることで、あなたにとって、『年齢を重なること』を恐れる必要はなくなることでしょう。

そして、年月を重ねれば重なるほどあなたの髪は伸び、スーパーロングヘアを獲得することで、ますます『印象的』な、『あなたの個性に合った』女性になることが可能になるのです。

あなたにとって、『年齢』はハンデでもなんでもないのですから、これからのあなたの『美』と『成長』こそは、ホントに楽しみなことなのですヨ。

いま、『日本』を見渡しても『世界』を見渡しても、それほど際立って『この人だけ』と思うようなスーパー美人は、とくにいないのではないでしょうか。

あなたの『お顔』と『個性』でも、『チャンス』は十分にあります。

ほら、あなたの叔父上『M.K.仙人』と、あなたのおじいさま『天帝サマ』からお預りした『鍵』を、お渡しいたしましょう。





この『鍵』は、かつて『K寺』で使用されていたもので、『M.K.仙人』の形見の品なのです。

あなたの心配事や人生相談は、この『鍵』に、そっと打ち明けてください。

きっと、『鍵穴』に『鍵』がはまるがごとく、『あなたにぴったりの答え』を、返してくれることでしょう。

あなたのおじいさまの『小僧サン』も、かわいがってやってくださいね。



なにより気になる”おしゃれ”アイテム『マスク』のお洒落も、どうぞお忘れなく。







6月30日は、『木星』と『冥王星』が『コンジャクション(ぴったり重なりあうこと)』を起こす日であることを、ご存じですか?

あなたもご承知の通り、『木星』はあなたにゆかりの深い惑星。



『冥王星』とのコンジャクションは、あなたの『運勢』を好転させるチャンスです。



くれぐれも、怠りなきように。」



「あなたの『対人』の相手が、『男性』であれ『女性』であれ、

あなたより『年上』であれ『年下』であれ、

あなたの『対人』の基本は、

相手のかたに、『そっと甘える気持ち』を表現することです。

あなたは『生きていくのもやっと』の『力弱い』存在なのですから、

それが、最もあなたの『キャラ』や、

また、あなたの『顔立ち』に合った『対人』なのです。

そして、『相手に甘えるのが私じゃない』などとは、決して思わないでください。

あなたの『子供時代』のことを、思い出しましょう。

あなたは、あなたのおじさまがたや、ヴァイオリン関係者のおとなたち、

そして英会話スクールの先生などに、

とびきり『かわいがられる』存在でした。

そのころのあなたは、『ぶりっこ』と呼ばれ、

自分が『かわいがられる』べき存在であることを、疑ってもみませんでした。

AXXXXXXX妃のご成婚の折には、

『あなたに似てる』と、小学校でもみんなにいわれたくらい、

あなたは、『シャイ』なのに『おとなたちにかわいがられることを疑ってみない』

子どもでした。

そのころのあなたは、あなたのおじさまがたや、おじいさまおばあさま、

そして、ヴァイオリンの先生や、音楽界のえらい方々などに、

『才能』『かわいさ』を『愛でられる』ことを夢みるだけで、

そのかたがたよりも『えらい』存在になることを夢見ていたわけでは、毛頭ありません。

むしろ、『そのかたがたに助けられ、ひいきにされて』あなたの将来があると、

思っていたことでしょう。

つまり、現在のあなたが、仕事でお付き合いするかたがたや、

あなたがお目にかかるその他のひとびとに対して、

『甘える』『可愛がられる』『ひいきにされる』だけでもいい対人をめざしているのは、

子供時代の、あなたの人生が『軌道に乗っていた』ころの

『ベストなあなた』の再現なのです。

ですから、『人に甘える』ことを、恐れることはけっしてありません。

あなたの『個性』は、『源氏物語』においては、どの女君にも、

似通ったところがあることでしょう。

そのなかでも、とりわけ『女三宮』については、あなたに似通ったところのある登場人物だと思っていてください。

『女三宮』は、ただの愚かな女性、愛するに足りない女として

『ステレオタイプ』で見られがちなヒロインです。

しかしながら、『女三宮』について物語のなかに書かれてある通り、

素直によく読んでみると、

『女三宮』は、容姿も楚々として愛らしく、

人を疑ったり悪意を知ることのない、いつまでたっても『無邪気すぎ』『子供らしい』

『永遠の少女』のような人柄であるだけです。

『おいたわしい』『おかわいそう』と、

『柏木』『光源氏』の両方から思われるような、

『子供子供した女性』であったのです。

あなたの個性も、それに似通っています。

25歳を過ぎてから、ようやく『化粧』をはじめたあなたは

20代後半から、30代はじめにおいても、

驚くほど『幼く』、見るからに『子供子供して』見える女性でした。

あなたが、その自らの個性を『裏切り』、

『理詰め』『四角定規』の人柄を演じようとすると、

あなたの人生は、うまくいかなくなってしまうのです。

あなたは、永遠の『女三宮』であってもよいではありませんか。

宇治十帖の主人公である『薫』は、

『女三宮』と『柏木』の息子です。

次の世代の『ヒーロー』となる若者を産み落とすような女性が、

魅力がないわけはないのです。」



(つづく・・)