「王大錘伝奇の万万没想到」(監督/叫獣易小星 主演/白客)
第1季(2013年):全10話、番外編全5話
第2季(2014年):全11話、番外編全5話
第3季(2015年):全6話

※日本語版はありません。
タイトルは「王大錘物語・まさかこうなるとは」くらいの意味かな。中国語では「・(中点)」を「之」という字で表す。「之」は日本語で「の」と書くので、それを逆輸入した形。
これはドラマというかショートコント。
シーズン1は数分のショートコントを1~2本ずつの計5分程度で、シーズン2は5~15分と長めのコント1本、シーズン3は映画公開に合わせて作られた特別編で5分程度の新作コント一本とスタッフによるCMコントと映画の宣伝という構成。
コントの舞台は現代社会だったり古代だったり架空の世界だったりといろいろだけど、常に主人公は王大錘という名の青年(※人間じゃない場合もある)で、「俺の名は王大錘、」と彼のモノローグで始まり、最後「俺の名は王大錘、まさか×××になるとは思わなかった。(我叫王大錘、万万没想到×××。)」という決め台詞のオチで終わる。
特にシーズン1が、安さを逆手に取った、いかにも若者向けのネット受けしそうな若干マニアックな笑いで個人的にツボ。
シーズン2からはかなり予算がついたみたいで笑いもやや一般的な方向へ向いて、あと固定メンバーによる掛け合い中心になってドリフっぽい。
スポンサーやCMも笑いとしてネタに組み込んでてこういう所はネット配信ならでは。「勇者ヨシヒコ」シリーズが好きな人なんかにオススメ。
これを見た後に映画の方を見ると、映画はなんてマトモでマジメに作ってるんだ!
* * * * *
「王大錘伝奇の万万没想到-小兵過年-」(2014年 監督/叫獣易小星 主演/白客、馬可)
全6話

シリーズ番外編。「小兵の年越し」というサブタイトル。別名「賀歳篇」。2014年の旧正月に放送された作品で、時系列としては「万万没想到<第一季>」の次に作られたもの。
通常のシリーズとは異なりこの6作は通して、三国時代を舞台にした王大錘・王小可兄弟の物語となっている。
――三国時代の劉備に仕える一兵卒の王大錘とその兄の王小可は、新年に故郷へ帰省しようと主君に休暇を申請しようとするのだが…。
やっとのことで帰省しようとするも車のチケットがなかなか手に入れられない…――
なんか…面白くないんですが。
この作品では王小可がボケ、王大錘がツッコミで統一されてるんだけど、なんか小可のボケが当たり前すぎていつものような面白さがないのと、普通こういうベタなボケとツッコミの掛け合いだと最後にツッコミがボケて〆るところを、最後までそのまんまだし大錘が兄貴に振り回されるただの可哀想な人で、いやぁ正直バイ・コー(白客)は実力半分も出してないじゃんって、めちゃくちゃ物足りない!もっと笑わせろ!
シリーズ本編でも劉備を演ってたチャン・ベンユー(張本煜)は濃ゆくて好きだな。この人との掛け合いだったらもっと面白くなっただろうに。