中国語でドラマを見る-潜龍在淵 #2 | あさひのブログ
「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第四集]
「わたくしは断言できます、彼は陛下ではございません!」張宇はきっぱりと言い放つ。皇后は懐刀を持ち出し張宇を殺そうとするがその手を劉平が抑える。そして張宇に自分が陛下の弟であること、陛下は既に崩御したことを教えると張宇はその場に泣き崩れた。
劉協の遺体があの黒焦げの宦官だったと知った張宇は、職を辞して遺体を引き取り遠い静かな土地に葬ってその墓守として暮らしたいと申し出るのだった。
翌日張宇は検死所へ行き、陛下の命令だと言って遺体をすぐに火葬にする。それを知った満寵は陛下がただのいち宦官に随分とご執心だとますます疑念を抱く。

楊平(劉平)の手掛かりを追って許都へやって来た司馬懿は弘農王の祠にたどり着くが、唐王妃は口をつぐむ。司馬懿は事態が動くのを待って祠で一晩を明かす。目覚めると傍らに高貴な身なりの若い男が立っていた。楊太尉の息子・楊修だ。楊修は楊平が今皇宮におり、彼は漢皇室にとって必要なのでもう諦めろと告げるが、司馬懿は漢皇室をひっくり返してでも義弟を必ず取り戻すと言い放った。
去っていく司馬懿の後ろ姿を見て楊修はニヤリと笑う。彼は死ぬ運命にあるな、曹操の手の者によって。そうすれば司馬家は漢皇室に味方し、劉平もまた曹操を恨むであろうから。彼は生きるよりも死ぬ方がこの世のためになる…。

張宇は王服将軍の護衛で城を出る。だが行く手に待ちかまえていたのは兵を率いた満寵。火事の件で聞きたいことがあるので戻ってほしいと言われ、張宇は仕方なく側の木の下に遺灰を埋める。

[第五集]
満寵が"荀令君の意向で"楊俊と張宇を火事の件で取り調べるために拘留する許可を得にやってきた。劉平は皇后の指示通り承諾する。曹操の信頼する部下である荀彧の意向に反発することなど今の漢皇室にできるはずもない、張宇や楊俊が満寵の拷問を受けて真実を吐いてしまえば全てが終わりだ…皇后は苛立つ。
皇后は楊修を呼び、楊彪の力で張宇を助けるよう命じる。しかし劉平の正体を知る彼は臣下の礼を取らず態度も厚かましい。皇后がここにいるのは劉平ではなく皇帝なのだと叱責し楊修は型どおりの礼をしてみせる。去っていこうとする彼を劉平は呼び止め、その手の中に手紙を滑り込ませた。楊修はニヤリとして出て行く。しかし皇后は目聡く見ていた。彼がずっと親友の司馬懿に自分の無事を伝えたいと言っていたことから楊修に司馬懿に宛てた手紙を渡したのだろうと指摘する。

弘農王の祠へやって来た楊修は劉平の手紙を読むと鼻で笑い火にくべた。
祠へ戻ってきた司馬懿。劉備の独立や劉辟の反乱によって視線が外に注がれがら空きとなった許都で、董承や楊彪らが曹操に反旗を翻しクーデターを起こすつもりだろうと楊修に突きつける。そしてもし楊平(劉平)や楊俊に危害を加えるつもりなら曹操に助力を求めに行くと迫る。だが楊修は楊俊がどうなるかは本人次第だと突き放す。

司馬懿は尚書台の荀彧を訪ね、楊俊と親交の深い司馬家が彼の世話をすると申し出る。荀彧は司馬懿の話に感じ入ったように頷き、満寵が楊俊をまさに連行しようとしているところを止めさせた。驚く満寵に荀彧は言う、河内地方の一大勢力である司馬家を今は敵に回すべき時ではないと…。

満寵は張宇を取り調べようとするが張宇は服毒自殺を図り、なんとか食い止めたが直後何者かが放った矢で心臓を射ぬかれ絶命した。満寵はすぐにその賊を追わせる。賊は細身で髪が長く仮面をつけた女だ。女はたった一人で衛兵を次々と倒し、さらにもう一人の覆面の男も加勢し、まんまと逃げられてしまった。消息を探させるが、賊に刺さったはずの血濡れた毒矢が司空府の前に落ちていた。賊は曹操の手の者か…?

その夜。祠へ戻って来た司馬懿に唐王妃は剣を突きつける。だがその表情はどこか苦しそうだ。見ると肩に傷を負っている。司馬懿は心配するが唐王妃は彼を睨みつけ剣を引いた。どうやら毒矢を受けたらしい。
同刻、許都衛の前に一人の剣士がやって来た。警戒中の近衛兵が襲い掛かるがあっという間になぎ倒された。騒ぎを聞いて出てきた満寵はすぐに兵を制止する。剣士は曹操の次男・曹丕だったのだ。

[第六集]
曹丕は自分の家の前に賊にささった矢が落ちていたと聞いて、捜査に全面協力したいと満寵に申し出る。満寵が一連の事件について話すと曹丕は今の許都の状況がクーデターを起こすに絶好の機会となっており、袁紹が許都の誰かと内通し呼応されるのが最も危険なことだと言う。曹丕は楊修を疑うが、実は荀令君も彼を警戒しており司空府の防衛に就かせることで派手な動きができないようにしたのだと満寵は答える。
今陛下は尚書台に避難しているが、人の出入りが多く誰が陛下と会っているか把握できないため陛下を司空府に迎えたいと曹丕は申し出る。

楊修から張宇は死んでしまったと聞いて劉平は心痛めるが、楊俊は拘束を免れたと聞いてほっとする。だが楊修は今回のように逐一他人の安否を心配していればぼろが出る、よくよく皇后の言う事を聞くんだなと鼻で笑う。
皇后は間もなく都で大きな事件が起こると告げる。劉協は生前に二つの聖旨を書いた。一つは劉平に渡したもの。もう一つは董承に渡された。皇后はその内容を劉平に耳打ちする…。
直後、満寵が面会に来た。劉平は毅然とした態度で張宇が殺された事件の責を問い、張宇の遺体は丁重に葬るようにと命じる。厳しい叱責を受けた満寵は畏まり、しかし安全を期するため司空府へ移ってほしいと申し出た。

劉辟の反乱を抑えるため曹仁将軍が兵を率いて都を発った。満寵は四方の城門を閉じさせる。董承がクーデターを起こす際に自分たちが司空府にいたのでは足手まといになると劉平は心配するが、皇后は全ては亡くなった陛下やその臣下らが周到に練り上げた作戦なのだからお前は余計なことを考えるなと釘をさすのだった。

劉平らは司空府へ移った。不在の曹操の代わりに妻の卞夫人が皇后を案内し、曹丕が劉平を父の自慢の書庫へ案内する。ずらりと並んだ書物を前に劉平は幼い頃の記憶を蘇らせる。心優しく、剣の稽古よりも医術など人を助ける事を学びたいと思う楊平(劉平)に、司馬懿は「この乱世で必要なのは力であり王道(道徳)で世は救えない、まあ皇帝にでもなれば話は別だが。」と笑った。皇帝にでもなれば…皇帝になったじゃないか!


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。独学で医術を勉強している心優しい青年。
[B] 伏寿
皇后。劉協を信頼し漢皇家の存続のために命を捧げる。
[C] 張宇
劉協が生まれた時から世話し務めてきた老宦官。侍従長であり張総官と呼ばれる。
[D] 満寵
許都令。満府君と呼ばれる。都の防犯防衛を任されている。
[E] 荀彧
尚書令。荀令君と呼ばれる。曹操不在時の許都の全責任を負う大臣。
[F] 司馬懿
字は仲達。河内の名家・司馬家の次男。義弟の楊平(劉平)を追って許都へ。
[G] 楊修
太尉・楊彪の息子。劉平の正体を知る数少ない人物。その心の内は謎に包まれている。
[H] 唐瑛
弘農王妃。劉平の正体を知る数少ない人物。
[I] 王服
将軍。董承と共に打倒曹操を目指す。唐王妃に心寄せているようだが…。
[J] 曹丕
曹操の次男。長兄は戦死したため父不在の家は彼が守る。


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