中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。
[第一集]
戦国時代。楚威王が即位して間もない頃、天文官が「楚宮に覇者の星が落ちた」と報告する(※天下を治める定めをもつ者が誕生する予兆)。後宮には妊婦がたった一人、莒姫に仕える女・向氏だった。このお腹の子が覇王になるに違いない、ついに楚国が天下を取る時が来るのだ…威王は喜び向氏に夫人の位(※けっこう高い位)を与えた。
嫉妬した王后はお付きの女医に向夫人を密かに流産させろと脅迫する。女医は堕胎薬を飲ませようとするが勘付いた莒姫がそれを阻止した。実は莒姫もかつて同じ薬で流産させられたのだ。誰の仕業かは、後宮に暮らす者ならばすぐ勘付く事であった…。
三か月後、王后は臨月を迎えた向夫人を軟禁し、女医に生まれて来る子を殺すよう命じる。だが莒姫が威王に直訴し、威王がかけつけたため悪事が遂行されることなく無事赤子が誕生した。ところが、生まれたのは王子ではなく王女…女だった!女では天下を治める覇王とは成り得ない。威王は憤慨して天文官を処刑し生まれて来た女児も殺すよう命じる。
赤子は河に流されたが、なんと奇跡的に助かり、それを見た威王も天の意思だと考え赤子を月(ユエ)と命名した。
[第二集]
威王はものおじしないユエを可愛がり、向夫人の元へも頻繁に足を運ぶようになった。王后は腹立たしく思うが彼女の娘の姝(シュ)はユエと仲良くなる。
斉国が越国と組んで楚国を狙っているという噂が。威王は自ら兵を率いて越国に先制攻撃を仕掛けることに。出陣を明日に控えたその日、向夫人が第二子を出産。今度は男児であった。王子の誕生は戦の吉兆だと威王は大いに喜ぶ。男児は戎(ロン)と名付けられ向夫人は王妃に昇格した。
後日、王后は昇格祝いといって豪奢な着物を贈る。向妃がその着物を着ると首まわりに発疹が。王后は向妃が性質の悪い流行り病にかかったと言いふらして後宮から追放し、魏甲という庶民の男に与えた。
三年後。ユエはまだまだお転婆で庭の木に登ったり厨房からお菓子を盗み食いしたり。
ある日朝廷高官・屈原の弟子で幼いながら礼儀正しく小君子と呼ばれている黄歇と出会い仲良くなった。
他の姫たちが壺に矢を投げ入れる遊びをしていた。ユエは矢を一発で壺に入れるが、リーダー格の姫・茵(イン)はユエを馬鹿にし仲間外れにする。腹を立てたユエがインに石をぶつけて喧嘩になるが、一部始終を見ていたシュが仲裁しその場をおさめた。
莒姫がユエとロンの面倒をみていたが、ユエはやはり母親が恋しい。事情を知る侍従の葵がこっそりユエを魏甲の家へと連れて行ってくれた。向氏は我が子との再会に涙を流して喜ぶ。向氏は魏甲からの暴力と貧困に苦しむ生活を送っていた。
威王が戦から戻ってきた。王后は向妃が病をこじらせて亡くなったと報告する。ユエは父王に会いに行き、実は向妃が生きていると直訴する。
[第三集]
すぐに威王の命令で向氏は救出された。三年ぶりに後宮へと戻ってきた向妃。だが王后の支配する後宮でユエとロン、それに魏甲との間に生まれた子、冉(ラン)がこのまま無事でいられるわけがない。自分がいなくなれば王后は子供にまでは手を出すまい…向妃は莒姫に三人の子供を託し、毒酒を煽る。その時威王がやってきた。向妃は王后が酒に毒を入れたと告げて事切れた。威王は王后が向妃を殺したと思い憤る。王后の息子である槐(ホァイ)太子が代わりに弁明に行くが威王はさらに激高し、太子にも国は任せられないとまで言い出した。
母が「殺された」と泣くユエ。莒姫は後宮でそのようなことを口にしてはいけないと諭し、そしてロンをホァイに代わって太子に推挙するつもりだと言う。ロンが太子になりゆくゆくは国王となれば母の仇を討つ事になろう。
威王が廃太子まで言い出したと知り王后は息子の地位を守るため自死して王の怒りを収めようと考える。が、その時、王が深酔いして昏睡状態にあるとの報せ…。
威王はそのまま逝去し、ホァイが国王に即位した。これが楚懐王である。
威王の葬儀の最中、太后は息子にユエとロンを陪葬(※死んで一緒に埋める)してくれと言う。なんでも夢に威王が出て来てそう頼んできたというのだ。

[A] 威王
楚国王。本名は芈商(ミーシャン)。
[B] 王后
楚王后(正室)。息子に槐太子、娘に姝公主がいる。
[C] 莒(ジュイ)姫
妃嬪の一人。子供はいない。
[D] 向(シャン)氏
莒姫に仕える女姓。
[E] 芈月(ミーユエ)
向氏の娘。もちろん父は威王。
[F] 芈姝(ミーシュ)
威王と王后の長女。王族の公主らしく厳しくしつけられている。
[G] 芈茵(ミーイン)
威王と斉公主の娘。政治的な問題から母が自害。斉公室の血を引く事を鼻にかけプライドが高い。
[H] 芈槐(ミーホァイ)
楚太子。威王と王后の長子。
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