「のぼうの城」(2012年 監督/犬童一心、樋口真嗣 主演/野村萬斎)
145分
のぼうの城 通常版 [DVD]/山口智充

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――戦国時代。西日本を制圧した豊臣秀吉は天下統一に向けて北条氏の支配する関東一帯へと軍を進めていた。
北条氏の支城のひとつである忍城を治める成田氏長は秀吉軍に対し防衛し切れないと悟り、秀吉側に寝返り戦を回避しようと決意、ひそかに秀吉に使者を出した。
氏長の従兄弟の長親はおよそ武士らしくない気さくで飄々とした人柄で農民たちに広く親しまれていた。長親らは北条氏にばれないよう表向きは籠城抗戦の準備をすすめる。が、内心は秀吉側につくことを快く思っていなかった。
いよいよ秀吉傘下の石田光成率いる大軍が城を取り囲んだ。城を留守にしていた成田氏長に代わって長親が石田側の使者に応対する。示し合わせた通り降伏開城する…はずが長親は「戦う」と答えた――
[ここからネタバレ--------
農民らを味方につけた成田軍は士気も高く石田軍の猛攻を押し返す。石田光成は堤防を築き水攻めを行った。領民らは皆城へと避難したが城の周囲はすっかり水に沈んでしまった。やはり勝ち目のない戦だったのか…。
その夜、成田長親は堤防の前へ船を出す。そこで突然田楽踊りを始めた。初めは警戒していた石田軍の兵士らはその踊りの面白さに次第に引き込まれ、みんな一緒に踊り出した。光成は踊っているのが敵の大将である成田長親だと知るとすぐに射殺を命じる。だがそれこそが長親の狙いだった。自分が犠牲になることで城に残る人々の士気を復活させようとしたのだ。鉄砲で肩を撃たれた長親は船から転落する。それを見ていた忍城の人々は嘆き憤り、また石田軍の兵士らも指揮官の非情な仕打ちに士気が下がる。長親はすぐに部下に救出され一命を取り留めたが、石田軍の要請で堤防建設に駆り出されていた地元の農民らが長親を撃った光成に反発し、堤防に穴をあけて水を抜いてしまった。
事態は振り出しに戻る。あらゆる策で徹底抗戦する成田軍。だがその時、北条氏の小田原城が落ちたとの報せ。ついに天下は秀吉のものとなったのだ…。
結局忍城は開城したが、三成は成田軍の粘り強い戦いっぷりを賞賛し、無理な条件を突きつけることはなかった。(終)-------ここまで]
なんて冗長な映画!!!
長すぎる2時間半!!orz
TV局制作だから内容や作りが安くなるのは致仕方ない…
アイドル映画だから物語性をツッコんでも仕方ない…
とはいえ、あまりにもこれは、誰ファンが見ても「長すぎる」。
当時の広告では変わり者の"のぼう様"こと成田長親(演:野村萬斎)が、一発大逆転なアイディアで敵に勝つ!みたいな話のようにばらまいてたけど、確かに本来物語からいってもその部分を山場に持ってくるべきだけど、そこへ行くまでだらだら長いし中盤でその一発大逆転やっちゃって、その後もうひと山あるんか思ったら何も無くだらだら後日談。わざわざ書き留めるほどでもないオーソドックスな城攻め。こんなん90分でまとめろよ…。アクションも城攻めシーンも(中国モノを見慣れていると)おそろしく原始的でチャチくて。そんなほっそい槍で何ができるよ!?
主演に野村萬斎が選ばれたのは単に踊りができるからだろう。真の主演というか実際フィーチュアされてるのは成宮寛貴と栄倉奈々。野村萬斎目当てで観たら殆ど出てこないのでふざけんな!と投げ捨てたくなる作品。ふざけんな!!(`Δ´)
主演が主演らしくフィーチュアされず脇役ばっかり出て来て描きたい焦点が定まっておらず、中途半端にコミカルにしてるからいろいろ不自然。誰得?な作品。
TSUTAYA DISCAS
30勝25敗4引分け。