トーベ・ヤンソン展 & Lokki | あさひのブログ
昨日はあべのハルカス美術館でやってるトーベ・ヤンソン展へ行ってきました。
ムーミンの作者です。今年生誕100周年だそうで。


夏休みの日曜日とあって大盛況で大混雑でした。というのも有名なムーミンの原画はひとつひとつが小さいので、みんな壁に張り付くように近づかないと見えないわけで。もう大行列でね…結構疲れた。資料によると全388点。でも一点が5cm×5cmくらいしかないサイズですw

トーベが幼い頃に書いた落書きから始まって(でも子供の頃からかなり巧い!)最初はわりとありそうなというか誰もが描きそうな油彩が並んでて、正直私はピンとこなかったのですっ飛ばしてw雑誌の挿絵をしていた頃の作品から見ました。
最初の雑誌の仕事がすごくシニカルなものばかりで面白い。かなりの戦争(ナチス)批判が示されてて、とんがってる。
そしてムーミンの絵本の絵が並んでる。ペン画で、線がものっすごく細くて細かくてそれが重ねられて光と影を生み出していて、インクのにじみ具合が温かみのある絵。ところどころ修正液で修正されてるのがわかってしまうのもご愛嬌。
ペン画ではその筆の細かさにため息が出てしまうけど、彼女の水彩画は今度は線がなく色の違いで境界が作られている、版画のようなやわらかさ、やさしさに溢れてる。水彩の絵って一発で描くのかと思ってたけどトーベは何枚も同じ絵を練習?して描いてて、ああ油彩を描くのと同じ工程なんだなぁと、当たり前と言えば当たり前だけど妙に感心してしまいました。
幼稚園や病院の壁画も手がけてて、こんなほんわかした絵が描かれてる幼稚園や病院なら子供たちも楽しいだろうなぁと思います。

グッズショップもものすごい人で大混雑!でも何かと買ってしまいました。私個人的にめちゃカワイイと思ったオコジョをモチーフにしたグッズがあればと思ったんだけど、残念ながら全てムーミングッズでした。


*  *  *  *  *

混むと分かっててわざわざ日曜日に行ったのにはわけがあります。
この日は「真夏の演奏会・フィンランド音楽を聴いてみよう」と銘打ってLokkiという北欧ユニットの演奏会があったのです。美術館の上のロビーで無料の20分程度の演奏会でした。


Lokkiはリコーダーの織田優子さんとカンテレの大西智子さんの二人組。
私はアイリッシュフォークが好きなので同じ北欧でくくられるフィンランドの音楽も聴いてみようと思い行ってみたんですが、カンテレって不思議な楽器!板に弦を張っただけの本当にシンプルなもの。要するに琴。音色は日本の琴よりハープに近いけど、ピックで弾くとギターみたいな音になる。でもギターよりもちょっと細いかな。
曲は伝統的なものを並べていたようだけど、やっぱりフレーズはアイルランド音楽と似た所があってどこかしら懐かしくシンプルであたたかい、童謡のようなメロディ。序盤はゆったりと聴かせる曲を、後半はお祝いやお祭りで奏でられるというダンスナンバーを聴かせてくれました。でもリズムをとってるカンテレの音色が本当繊細で、ダンス曲でもアイリッシュほど羽目を外してない感じw まぁ楽器編成によるかもしれませんが。
リコーダーは私たちが学校で習うあのリコーダー。でも音色はフルートのようにやわらかく歌うように表情豊かな演奏で、うん、とても"あのリコーダー"とは思えない。お話では学校のリコーダーと同じではあるけどプラ製ではなく木製だと。木製だからあんなやわらかい音になる…?いやそんなわけない、やっぱりプロが吹くとああいう音が出るんだろうなぁ。


トーベ・ヤンソン展
7/25(土)~9/27(日) あべのハルカス美術館

あべのハルカス美術館
スカイツリーが何や言うの、ハルカスには美術館もあんねんで!




長いものに巻かれろ