ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。
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[第十三集:百密一疏 功亏一簣]
嫪毐(ロウ・アイ)は何気ない風を装って平原君に会いに行くが、平原君は捕えた男装の女と子供が嬴異人(エイ・イジン=子楚)の妻と息子だと見抜いていた。そしてロウ・アイが"趙国のために"彼女らを国内に留めておいたのだろうと功をねぎらい、その一方でロウ・アイに見張りをつける。
宰相となった呂不韋は、賢く身の回りの世話を焼いてくれる芸姜を喜ばせてやろうと高価な宝石を贈ろうとするが、彼女は宝石などいらない、ただ側で仕えることができるだけで幸せだと答える。呂不韋はこれからは旦那様などとよそよそしい呼び方はやめてお父様とよびなさいと言うが、彼に想いを寄せている芸姜は内心がっかりする。
陽泉君がやってきて、子楚が王位に就いた暁には国尉(軍のトップ)にするという約束を守ってほしいと迫る。だが彼がその器でないことをわかっている呂不韋ははっきりとした返事をしない。
司空馬が秦に戻り呂不韋に状況を報告。呂不韋は司空馬に軍の精鋭をつけて趙姫と政の救出に向かわせる。商人に化けて趙国入りした一行はロウ・アイと落ち合い、その夜に趙姫らが囚われている屋敷に忍び込むが、ロウ・アイを見張っていた平原君に作戦は筒抜けで大勢の兵に取り囲まれ失敗に終わった。
王となった子楚だが国を治めることに興味のない彼は公務を嫌がり全部呂宰相に任せろと言うばかり。呂不韋はちょっとしたことはみんな側仕えの宦官・趙高に任せてしまえばいいと教える。
ある日呂不韋は芸姜を伴ってお忍びで町へでかける。酒店で、新しい宰相はずる賢い商人出身だと呂不韋の悪口が囁かれている中、一人の書生が呂宰相のように身分の低かった者ほど一般市民の気持ちがわかるはずだと言う。呂不韋は書生を誘って杯を交わす。彼は荀子の門下生の李斯と名乗り、蔡澤に仕えようと楚国からやってきたが彼が罷免されたので呂不韋に仕えたくて機会を待っていると言った。呂不韋は自分が呂宰相の知人だと言って、やる気があるなら呂宰相を訪ねてみなさいといって玉佩を渡す。
[第十四集:文韜武略 威震君臣]
呂不韋は朝議で、これからの秦国は戦争ではなく貿易に力を入れていくべきだと説く。秦は商君(商鞅)の作った法律のおかげで国力を増したため代々この法を順守しているが、商君の法は農耕を尊び商業を軽んじている。確かに農耕は国力の基礎であるが、今や秦国の国力は充分大きくなり、これからはそれを元に貿易によって財富を増やしていく時なのだと。子楚はその意味がよくわからないため呂不韋に全てを任せ、軍を再編することを決定する。
趙国から使者がやってくる。秦が占領している5つの城と引き換えに王妃と王子を引き渡そうというのだ。断る余地はないと脅迫まがいの交渉に呂不韋は腹立たしくも同意の印を押す。
李斯が呂宰相を訪ねてやってきた。若い彼の才能を高く買っている呂不韋は多くの食客たちを統括する仕事を与えた。
秦が占拠していた五城と引き換えに趙姫と政、それから彼らを救出に行って捕えられた司空馬らが解放された。出迎えに行った呂不韋と子楚。呂不韋の姿を見て駆け寄って来る趙姫に、呂不韋は思わず手を広げ抱きとめようとしてしまうが直前で我に返り子楚の陰に隠れる。趙姫は、立場があり仕方がないとはいえ自分を抱き留めてくれたのが呂不韋ではなく子楚だったことに深い悲しみの表情を湛えるのだった…。
政は母に馴れ馴れしくする父王や呂不韋が気に食わない。反抗期もあいまって宮殿でも宦官や小姓にいたずらしたり暴力をふるったりと手におえない。子楚は息子の乱暴さに一体誰に似たんだと呟き、趙姫は思わず目をそらす。
[第十五集:寂寞深宮 顛鸞倒鳳]
政は正式に太子に、趙姫は王后に封じられ、呂不韋は太傅(王子の家庭教師)に指名される。呂不韋は有名無実状態の周王朝を滅ぼし天下統一へ着手するよう朝臣に発破をかけ、自ら大元帥として軍を指揮することに。
生きて戻ってこれた司空馬は芸姜にプロポーズする。当然結婚するだろうと思っていたが芸姜は乗り気でない様子だ。司空馬は何度も彼女に嫁に来てくれと頼むが断られ、そして芸姜の心が呂不韋にある事を知って傷心する。
子楚はせっかく趙姫が帰って来たのに夜の営みがうまくいかないことを呂不韋に相談する。そして趙国にいたころに呼んでくれたあの名医を探してきてほしいと頼む。呂不韋はロウ・アイに彼の知人の医者を探させて秦に呼び寄せる。医者は呂不韋の要求に応じて精力剤を渡す。これは一日一包のみ、それ以上飲むと死に到るから注意するようにと念を押した。
呂不韋が政に学問を教えている所へ趙姫がやってきた。政は目ざとく二人の関係を悟り遊びに行くといって部屋を出る。やっと二人きりで会えた趙姫と呂不韋は抱き合う。宮殿には心許せる人がおらず寂しい思いをしている趙姫は芸姜をよこしてほしいと頼む。呂不韋は長年尽くしてくれた芸姜を宮中に入れることは忍びなく断って来たが、趙姫の再三の頼みについに芸姜を説得して趙姫の側仕えにさせる。


[A] 呂不韋
衛国出身の商人。秦王・子楚から兄と慕われ丞相(宰相)の座に。
[B] 芸姜
呂不韋に仕える小姓。
[C] 司空馬
呂不韋の部下。
[D] 嬴子楚(エイ・シソ)/荘襄王
秦国王。軟弱で愚鈍なボンボン。
[E] 趙姫
呂不韋の愛人だったが彼の野望のため子楚に嫁ぐ。
[F] 嬴政(エイ・セイ)
趙姫の息子。子楚は自分の子だと思っているが実は呂不韋の子。
[G] 嫪毐(ロウ・アイ)
趙宰相・平原君の食客だが趙姫と政を匿って山で暮らしていた。
[H] 平原君
趙国の宰相。多くの食客を抱えることで知られる。
[I] 趙高
秦王の側仕えの宦官。
[J] 李斯
楚国からやってきた書生。荀子の門下生。
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いやーこれは司空馬が可哀相すぎだろー。いい奴なのになぁ。
そして早くも李斯が出てきた!くそぅこのイケメンめ、これまたオイシイ役じゃないか!
趙高も若い!(当たり前だ。)
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