「女と銃と荒野の麺屋」(2009年 原題「三槍拍案驚奇」 監督/チャン・イーモウ 主演/スン・ホンレイ)
90分
女と銃と荒野の麺屋 [DVD]/Happinet(SB)(D)

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こうやのめんや…この語呂、B級臭さがプンプンする「麺屋」という言葉。でも英題が「A Woman, A Gun and A Noodle Shop」なので邦題は訳しただけ。原題の「拍案驚奇」は「世にも奇妙な物語」みたいなニュアンスみたい。
監督がまたまたチャン・イーモウ(張芸謀)なんだけど、この人がコメディを撮るとどうなるのか…?
――荒野にぽつんと建つ麺屋。ワン店主の妻はやってきたペルシア商人から一本の銃を買う。彼女は従業員のリーと不倫関係にあり、リーはワン夫人が店主を銃殺しようと考えてるのではと不安にかられる。
ワン店主は子供の産めない妻を虐げてきた。ある日知り合いの警官から妻とリーの不倫を知らされたワン店主は激昂し、警官に金を積んで二人を暗殺するよう依頼する――
[ここからネタバレ-------
ワン店主は旅に出かけるふりをして地下に隠れる。警官はワン夫人が隠していた銃を盗み出し、夫人とリーの着物をめった刺しにし血に染めたものを店主に差し出して謝礼を受け取り、そして店主を銃殺。と、地下室の金庫を見た腹黒い警官は鍵を壊してさらに金を奪おうと考えるが鍵は叩いてもびくともしない。物音を聞きつけた従業員がやってくる気配を感じて窓から逃げ出した。
ワン夫人が隠していた銃がいつの間にかなくなっていることに気づいたリーは真っ青。おそるおそる地下室へ行くとそこには胸から血を流して事切れている店主の姿が。そしてその机の上には銃が。リーはいよいよ夫人が店主を銃殺してしまったと考え、証拠を隠滅するため床の血を拭き遺体を運び砂漠に埋める。
開錠するための道具を持って戻って来た警官。だがそこへやはり店主の留守の隙に金庫から金を盗もうとする従業員がやってきた。彼は鍵の開錠方法を知っていたのだ。鍵をあけて中の金を洗いざらい持って行こうとする従業員を警官は絞殺して金を奪い、遺体は砂漠へ運んで埋める。
疲れ切ったリーが店へ戻る途中用を足していると、こんな砂漠にキセルが落ちている。不審に思ったが気に留めずそのまま帰る。だが彼は財布を落としていった。
一方警官はキセルを落とした事に気づき、遺体を埋めた現場へ戻って来た。と、財布が落ちている。誰かがここへやってきたのだ、遺体の事がバレたかもしれない!
リーは店に戻りワン夫人に自分がうまく始末をつけたと言うが、夫人は酔っぱらってずっと寝ていたと言う。店主を殺したのは夫人ではない…!その時店の外から矢が飛んできてリーを射殺。矢を放ったのはあの警官だった。次々と射かけられる矢に夫人は恐れ逃げ惑い、リーが持って帰って来た銃を手に個室へと隠れる。だが警官はついに個室へとやってきて扉を強引に壊そうとする。ワン夫人は震えながら銃を放つ。弾丸は警官の胸に命中し体ごと吹き飛ばした。(終)
------ここまで]
こりゃダメだ…C級D級映画だった。(-"-;A
いろんなものが中途半端で何を作りたかったんだか…。
まずコメディだと思ったら、いや出だしはコメディみたいだったのにあとはずっとシリアスなサスペンスだし、最初にキャラをコメディぽく演出したばっかりにサスペンス部分がしまらないし、登場人物の誰にも感情移入できない。なんと言っても話のテンポが遅い!かったるい!無駄なカット多すぎでしょ、笑えもしないのに。最後にどんでん返しの笑いでも持ってくるのかと思ったらそれもなし。最初っからコメディ要素排除しておけばB級サスペンスで済んだのに、何故こんな演出を…?
とりあえず画面の美しさだけは、うん、「HERO」の監督らしいなというところ。もう後は意味不明としか言いようがない。これ何がしたかったの??
TSUTAYA DISCAS
2枚ずつしか借りられない。そしてひと月に4枚借りねば損…。
13勝9敗3引分け。