- ガリレオの指―現代科学を動かす10大理論/ピーター アトキンス
- ¥2,940
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◎あらすじ
「現代科学はガリレオに始まる」という著書が進化論から、エントロピー、相対論、量子論、宇宙論、算術・・・といった科学を動かす10大理論をわかりやすく解説する。
◎児玉清さんコメント
児玉さんに選んでもらった本の中では唯一のノンフィクション。しかしある意味、内容はフィクションよりも刺激的。
「明解な文章と分かりやすい翻訳のおかげで、文系読者も楽しめるはず。進化論から宇宙論、果ては時空まで壮大なスケールの科学解説書。すべて理解しなくてもいい。辞書として手元に置いてほしい本ですね
- タックス・シェルター/幸田 真音
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◎あらすじ
証券会社の財務部長・深田がワンマン社長から託された海外の隠し資産。社長亡き後、秘密でその資産を運用したときから、彼の運命は狂っていく。長編経済小説。
◎児玉清さんコメント
いつも最新の金融事情をスリリングな経済小説に仕立て上げる著者が、今回真正面から取り組んだのは””税だ。
「幸田さん自身、金融業界に身をおいていた経験があるだけに、マーケットの周囲にうごめく人々やお金に翻弄される人間の描写に説得力がある。「金さえあれば」という現代人の価値観に警鐘を鳴らしてくれる一冊」
- 水曜の朝、午前三時 (新潮文庫)/蓮見 圭一
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◎あらすじ
45歳の若さで亡くなった女性翻訳家・直美は、娘に4巻のテープを遺した。語られるのは若い頃、失った恋についての物語だった-切なさと感動あふれる恋愛小説
◎児玉清さんコメント
「飛行機の中で読んでいて思わず涙が込み上げた」と児玉さんに言わしめた、この小説。舞台は1970年の大阪万博だ。「高度経済成長期の日本、劇的な変わり目ともいえるこの時代の記憶が小説によって鮮やかに蘇りました。結ばれなかった二人の男女の気持ちが痛いほど迫ってくる。時折、挟まれる直美の問いかけが心に響きます」
- ミーナの行進/小川 洋子
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◎あらすじ
芦屋で暮らす伯母夫婦の元に預けられることになった12歳の「私」。大きな屋敷に住む病弱ないとこ、ミーナは本好きの美しい少女だった・・・。06年の谷崎潤一郎賞受賞作。
◎児玉清さんコメント
ミーナをはじめ、伯母夫婦、ペットのカバ「ポチ子」、ドイツ人のお祖母さんなど、登場人物すべてが不思議で個性的。「ミュンヘン・オリンピックなど、70年代のリアルな話題や風俗が、当時の熱気そのままに書き込まれる一方、風変わりなミーナ一家と交流はふわりと温かく描かれる。読後感も爽やかな、大人のメルヘンです」
FROM:日経WOMAN