最近、ジャズを習い始めている。習い事は、素直さや謙虚さが大事であるように思う。これは武道から学んだことだ。

礼に始まり礼に終わる。礼をするということは、場や相手、道具に敬意を払うこと。それよって、自分を小さくしたり消したりする。それが素直さや謙虚さではないか。

Mr.Childrenの「名もなき詞」には次のような歌詞がある。「あるがままの心で生きようと願うから人はまた傷ついていく。知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてるなら誰だってそう、僕だってそうなんだ」。 自分らしさは出せば出すほど、逆に苦しむ。礼により自分を無くし相手に合わせる。だからこそ、教えを受けることが出来る。

人から教えて頂く時に「個性の発揮」ということをしていたら、いつまでたっても学べない。「個性」の胡散臭さはそこにある。「個性」というものが存分にあったら、何も学べないし変われない。教える側もそんな弟子では迷惑であろう。個性や自分なんてむしろない方が良いのだ。

妙なプライドは捨ててしまえばいい。そこからはじまるさ。