出来上がった原稿を製本するときに、普通の「A4」を使って、二つ折りにするとなかなか綺麗に折れません。

ネットで調べましたら「ミシン目入り用紙」というのが、見つかりました。

この用紙を使うと、簡単に綺麗にぴっちり折れます。

右が「ミシン目入り用紙」。左が「普通のA4」です。

ぴっちり具合が、よく分かると思います。

 

この「ミシン目入り」は、少し折り目を入れようとしただけで、こんな風に「谷」が出来ます。

100枚以上「キチンと折らなければ・・・」という緊張感もありませんし、仕事も早いです。

印刷の途中でこの「ミシン目」から切れてしまうのでは・・・心配でしたが、まったく切れませんでした。

 

「word」で作られた原稿を全部印刷しました。

綺麗に折れて、「A5」サイズになりました。

 

ブルーの「見返し紙」も「A4」を二つ折りにして、前後ろにセットしました。

 

自作の「製本機」に挟んで・・・・・きちんと凸凹が無いようにしたつもりですが、こんな風に斜めになってしまいました。

ここで、例の「針金」が重要です。

 

反対側の「切り込み」で、束になった用紙をこんこんと右の方に押してあげて・・・・・

 

上の方もこんこんと叩いて・・・・・

 

「製本機」の下に、薄い板を敷いて、束になった用紙を少し下に出します。

 

この「製本機」で、「冊子」の上下・左右がきっちりできました。

 

「蝶ナット」をきっちりと締めると、「冊子」がずれません。

 

「製本機」の上下を逆にして・・・・・

いつも工作で使っています「木片」を下に入れて・・・・・(塗装時の台に使っていますので、汚れていますが・・・便利です。)

「冊子」の背が、きちんと平らになっています。

 

「冊子」の厚みは、15mm程です。

 

「冊子」の「背」を丈夫にするために「寒冷紗」を貼ります。

 

30mm幅に切って・・・・・

 

「木工用ボンド」で貼ることにしました。

 

「冊子」の背のところに「ボンド」を塗って、上に「寒冷紗」を乗せて、その上からまた「ボンド」を・・・・・

 

このまま一晩置いておいて、よく乾燥させます。

 

がっちりと「製本」できると良いのですが・・・・・

 

明日の朝が、楽しみです。