昨日、南房総市千倉の「白間津」のお花畑を見た帰りに、先日NHKテレビで早咲きの桜が咲き始めたというニュースを思い出し、見に出かけました。
ニュースでは、「元日に咲くので『元』と名がついた。」とかありましたので、それを基にネットで検索し、「抱湖園」という場所に行き当たりました。
そこは、「国道128号線」から細い道を入ったところでした。
車を降りて、坂を登っていくと斜面に「ソテツ」の群落が見えました。
やはり南房総は、暖かな所なんですね。
さらに坂を登ると、小さな看板がありました。
「抱湖園」・・・「元朝桜」とあります。
「元日の朝に咲く桜」というのが、名前の由来のようです。
桜は、ほぼ満開の感じでした。
やはり房総の南向きの斜面は、陽当たりが良いんですね。
やや濃いピンクで、少し小振りの花です。
いっぺんに咲かずに、順番に咲くようで、まだ「蕾」もあります。
「ソメイヨシノ」のように、一斉に咲くのとは違うようです。
もう少し、桜を見られそうです。
小高い斜面からは、太平洋が見渡せます。
ちょうど、「JR内房線」の電車が通り抜けました。
「ソテツ」の向こうに高い建物が見えます。
「南房総プリンセスシーハイツ」というマンションのようです。
「ソテツ」の樹の上の、モジャモジャしたのは、雌花にできた「実」のようです。
触ってみましたら、フカフカしたビロードのような感触でした。
樹の下に、「ソテツの実」がいくつも落ちていましたので、ふたつ拾ってきました。
大粒の「ビー玉」ほどの大きさです。
一日のドライブで、二ヶ所春を感じるところに出かけられました。
南房総は、暖かな所ですね。
また、来年、訪れたいと思います。