先日、いつも使っています「電気ドリル」が、回らなくなりました。
今日は、その修理をしました。
「kasatakakt66 さん」から、アドバイスを頂きました「カーボンブラシ」の様子を見てみようと思います。
まず、周りのボルトを外します。(この時、あとで気が付いたのですが、締め付けがいやに緩い感じでした。)
ケースが、外れました。
何かたくさん詰まっています。
先っぽの「チャック」のところが外れました。
心臓部の「モーター」部分です。
前に「冷却ファン」も付いていました。
お目当ての「カーボンブラシ」がセットされている部分です。
「カーボンブラシ」が触れているところが「整流子」と呼ばれているようです。
「カーボンブラシ」を取り外してみました。
ボヨヨ~ンといった感じの「バネ」が付いています。
円柱形の「整流子」に接触しているためでしょうか、丸みを帯びています。
良く分かりませんが、それほど減っているようには見えません。まだまだ、大丈夫そうです。
ウエスで奇麗に拭いておきました。
「スイッチ」などの導通も見てみました。
断線しているようではありませんでした。
中の汚れを拭き取って、「グリス」を足したりして、元のように組み立てて、様子を見てみようと思いました。
この組み立てが、意外と厄介で、この「矢印」のところ(赤矢印、黒矢印)をきちんと合わせないと、ケースがうまく閉まりません。
こんな箇所が、いくつかありました。
ケースを閉めようとして、ネジを締めようと手を緩めると、中がずれてしまい、うまく閉まりません。
そこで、テープを巻いてケースがずれないようにしました。
こうすると、ネジ止めが楽でした。
コンセントに挿して、スイッチを握りますと・・・・・ギューンと元気よく回りました。
何も取り換えていませんが、治ってしまいました。
どうやら、ケースを開ける時に、締め付けがいやに緩い感じだったので、それが原因だったようです。
長く使っているうちに、ケースのネジが緩くなって、中の歯車が微妙にずれてしまい、回転できなくなっていたように思います。
部品を買うこともなく、元気よく回ってくれたので・・・一安心!!!
また、工作で活躍してくれそうです。