友人が、「使っているノートパソコンの調子が悪い!」と言ってきました。
立ち上がりも悪いし、動作ももっさりしているようです。
「クロネコ」で送られてきました。
「ThinkPad・L580」というノートパソコンです。
仕様は、「Core i5 8250U(1.6GHz) / 8GB / 500GB / Win10 Pro 64bit」というマシンのようです。
なぜか「Windows11」にアップグレードされているようです。
システムを見てみますと、「メモリー:16GB」となっていました。増設されているようです。
「ThinkPad」の特徴・・・・・・キーボードに「赤丸」も配置されています。
スイッチを入れて、立ち上げてみました。
驚くことに「Lenovo」の文字が、出てきました。
「IBM」から「Lemovo」に会社が変わったのですね。
スイッチを入れてからの時間を測ってみましたら・・・・・「2分45秒」かかりました。
「玄関開けたら2分でご飯!」の「サトウのご飯」も出来上がってしまう時間ですね。
メモリーも十分乗っているのですから、やはり「HDD」から「SSD」で換装することが、スピードアップに良さそうです。
いつものクローンソフト「EaseUS Todo Backup Free」のバージョン「12.0」を使って、「SSD」は、「Crucial クルーシャル SSD 480GB」です。
「HDD」が遅いためか、かなりの時間がかかりましたが、無事に「SSD」にクローンが出来ました。
次は、ノートパソコンのカバーを開けて、「HDD」と交換作業です。
「ThinkPad」は、初めて触るのでちょっと緊張します。
ネットで、「BIOS」から、バッテリーを切り離すとありましたので、まずそれを行い・・・・・
裏のカバーを外します。
この「ノートパソコン」は、バッテリーが内部に入っていて取り外すことが出来ません。
「メモリー」も「ハードディスク」も同じようです。
「ネジ」を全部外そうと思いましたが、上の方の2本だけは外れましたが、あとはクルクルと回るだけで、途中から外れませんでした。
そんな、構造もあるんですね。
ネジを全部緩めて、いつものプラスチックの「内張外し」を隙間に差し込んで、少しずつずらしながらパチパチとカバーを外しました。
現れたコンピューターの内部です。
「バッテリー」と「メモリー」が見えます。
銀色に見えるところが、今回の作業を行う「ハードディスク」です。
「フラットケーブル」が、マザーボードに接続されていましたので、それを外し・・・・・
いざ、「ハードディスク」を外そうとしましたが、硬くて剥がせません。
仕方ないので「内張外し」を隙間に入れて、気をつけながら剥がしました。
特に接着されていたわけでもなさそうですが、長年の熱でくっついていたようです。
「ハードディスク」を取り外した跡です。
薄いスポンジが敷かれています。
取り外した「HDD」と、これから取り付ける「SSD」です。
厚さが、同じくらいなので驚きました。
最近の「2.5インチ・HDD」は、薄くできているんですね。
厚さ調整用に買っておいた「スペーサー」は使わなくてもよいようです。
「SSD」を所定の場所にセットして・・・・・「フラットケーブル」も挿しこんで・・・・・裏蓋を閉じれば終了です。
すべて、終えて・・・・・スイッチを入れますと・・・・・
今度は、約25秒で、立ち上がりました。
「アプリ」をいろいろと起動させてみましたが、パッパッと立ち上がります。
快適、快適!
「ディスク管理」画面で、見てみました。
「CT480BX500SSD1」と、ちゃんと認識されていました。
今回は、初めての「ThinkPad」でしたので、少し緊張しながら進めましたが、無事に終わって良かったです。
「HDD」から「SSD」への、換装も、私の物、友人の物、お客さまの物などこれで20台ほどになったでしょうか・・・・・
元気に動いているのか・・・・・心配でもあります。
「Windows10」は、2025年10月まで使えそうです。
もう少し、お世話になれそうです。