昨日の「「さいたま緑の森博物館」の日曜観察会で、こんな木の実をいただきました。

 

「ブナ」の実だそうです。

「ブナ」の樹は、見たことがりますが、「実」は初めて見ました。

 

実の外側は、毛のようなものがモジャモジャしています。

その中に、「三角錐」の果実が、ふたつ入っているそうです。

 

皮の内側は、つるっとしています。

 

初めて見たついでに、少し調べてみました。

 

こんなことが書かれていました。

「ブナは生長するにしたがって、根から毒素を出していく。そのため、一定の範囲に一番元気なブナだけが残り、残りのブナは衰弱して枯れてしまう。ところが、一定の範囲に2本のブナが双子のように生えている場合がある。これは、一つの実の中に2つある同一の遺伝子を持った種から生長したブナである。」

 

また、「ブナの実」と「熊」の関係をよくテレビで報道されます。

なんでも、今年は「ブナの実」が、凶作になるとのことです。

ということは、「熊」が山を下りて、里にやってくる可能性が高いということでしょうか???

 

「ブナ」は、人との係わりもあるんですね。

 

この「種子」を、植えてみようと思います。