昨夜来の台風の雨も、朝には上がり日も差してきましたので、久しぶりに入間市の「さいたま緑の森博物館」の日曜観察会に出かけてきました。
前回は、8月1日(日曜日)の開催でしたので、約1ヵ月ぶりでした。
空は、晴れていますが、足元は降った雨で、ぬかるみ、水も流れていました。
いつもとは違うコースを歩きました。
今、ここ「緑の森博物館」で問題になっています「ナラ枯れ」の症状です。
原因は、「カシノナガキクイムシ」という5mm位の虫が、幹に穴をあけて、住み着き「菌」を出して木を枯らすようです。
根元にこんな「木くず(フラス)」が見られます。
「ナラ枯れ」で、枯れ始めた樹です。
葉が、黄色くなってきました。
幹に小さな「穴」が開いています。
「埼玉県の被害状況」
「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れ被害が拡大しています。 - 埼玉県 (saitama.lg.jp)
「ヤブミョウガ」の実です。
黒っぽいブルーの実です。
「ウバユリ」の実です。
これから、枯れていくと茶色になります。
「ノブキ」の実です。
「ムカゴイラクサ」に小さな実(ムカゴ)が見えます。
「シュウカイドウ」の花です。
「ミズヒキ」の赤い花です。
「シラヤマギク」の白い花です。
「オトコエシ」の白い花です。
「ヤブラン」薄紫の花です。
歩いていると、足元に「東京都」のマークが・・・・・
埼玉県と東京都が入り組んでいるところがあります。
「アマチャヅル」の実です。
よく見ると、白い筋が見えます。鉢巻と言っていました。
「クサギ」の実です。
「ヤブタバコ」の花です。
花がたくさん付いています。
「ヤブタバコ」とよく似た花ですが、こちらは、「ガンクビソウ」の花です。
「クコ」の紫色の花です。
「シロキクラゲ」です。
「ザトウムシ」です。
細い足をしています。
「セスジツユムシ」のようです。
「ナガコガネグモ」が、「シオカラトンボ」を捕まえました。
こちらは、同じく「ナガコガネグモ」が、「イナゴ」を捕まえました。
この「イナゴ」は、何かの「菌」に侵されているようです。
草にとまったまま死んでいます。
昨日、一緒のお仲間にこの「菌」の名前を教えていただきました。
「エントモファガ・グリリ」という「菌」のようです。
ネットで調べますと・・・・・
バッタカビとも言われるこの菌に感染すると、バッタは地上から草の先端などの高い場所へと登り、その場にしがみついたまま息絶える。
風の吹きとおる場所にあるその体から発生した胞子は広く拡散され、新たに感染したバッタたちが同じ道を辿るのだ。
キリギリスやイナゴなどのバッタが異常な大発生した際、エントモファガグリリにより自然収束することもあるらしい。
「コロナ禍」・・・・・自然界の摂理とも思えるお話です。
今日の観察会は、暑くもなく寒くもなくで、丁度良い天候でした。
ただ、花も虫もあまり見ることが出来なくて・・・・・残念!
次回は、10月3日の予定です。
天気が、良ければいいですが・・・・・
紅葉には、まだ早いかもしれませんね。