退職後、農家を継いだ私の中学時代の友人から、今年も「稲刈り」が始まったと、写真が送られてきました。
さいたま市の「見沼田んぼ」で、ご両親が亡くなった後も小さな田んぼだそうですが、米作りを続けているそうです。
小さな「自脱型コンバイン」で刈り取りです。
「自脱型コンバイン」は、刈った稲をその場で「脱穀」して「籾」にすることができ、「脱穀機」が必要ないのがいいですね。
この機械は、後ろに樹脂製の袋がセットされています。
「袋詰め式」とか言われていて、刈り取った「籾」がその中に貯まるタイプです。
私も、学生時代、この田んぼで、「田植え」と「稲刈り」を手伝った(?)ことがありますが、あの頃は、「手植え」と「手刈り」でした。
約3反(30アール)ほどの田んぼだそうですが、今年は、雨風で稲が倒れてしまって、難儀したそうです。
「コンバイン」で刈り取った「籾」が入った袋を「軽トラ」に積んで自宅の納屋へ・・・・・
「乾燥機」は、無いそうですので、農協の「共同乾燥施設」にお願いするようです。
作った品種は、「コシヒカリ」だそうですが、今年は、米がダブつき状況で、出荷時に受け取る「概算金」がかなりの低額だそうです。
米の産地や、品質にもよるのでしょうが、彼の「コシヒカリ」は、「飼料米」として、餌の流通に向けられることになるようです。
「コロナ」の影響で、外食産業の米の取り扱いが減ったことと、「内食」で米以外のものを採る方が多いことがあるようです。
我が家は、朝・晩「ご飯」の「ご飯党」ですので、お米の価格が安くなるのはありがたいですが、米を作っている人のことを思うと複雑です。
弊店は、「飲食店」ですので、休業で影響を受けておりますが、農家の方も「コロナ」の影響が大きいんですね。