第5回の、JAZZ・・・こんな1枚は、グルービーなアルト・サックス奏者、「アート・ペッパー」です。
と言ってもアルバムの名義は「マーティー・ペイチ」で、タイトルは「マーティー・ペイチ・クァルテット・フィーチャリング・アート・ペッパー」となってます。でも、実質「アート・ペッパー」がリーダーのような感じです。
と言ってもアルバムの名義は「マーティー・ペイチ」で、タイトルは「マーティー・ペイチ・クァルテット・フィーチャリング・アート・ペッパー」となってます。でも、実質「アート・ペッパー」がリーダーのような感じです。

アート・ペッパーは1925年9月生まれ。最初、トランペットに憧れていましたが、前歯が欠けていたのでクラリネットを学び、12歳の頃にアルト・サックスに転向したと言われています。
プロ・デビュー後は、ベニー・カーター楽団、スタン・ケントン楽団でスター・プレーヤーとして活躍しました。
残念なことに、50年代の前半を麻薬による療養所生活を送っています。
プロ・デビュー後は、ベニー・カーター楽団、スタン・ケントン楽団でスター・プレーヤーとして活躍しました。
残念なことに、50年代の前半を麻薬による療養所生活を送っています。
パーソネルは
アート・ペッパー(as)
マーティー・ペイチ(p)
バディ・クラーク(b)
フランク・キャップ(ds)
アート・ペッパー(as)
マーティー・ペイチ(p)
バディ・クラーク(b)
フランク・キャップ(ds)
曲目は
1.What's Right For You
2.You And The Night And The Music(あなたと夜と音楽と)
3.Sidewinder
4.Abstract Art
5.Over The Rainbow(虹の彼方に)
6.All The Things You Are
7.Pitfall
8.Melancholy Madeline
9.Marty's Blues
1.What's Right For You
2.You And The Night And The Music(あなたと夜と音楽と)
3.Sidewinder
4.Abstract Art
5.Over The Rainbow(虹の彼方に)
6.All The Things You Are
7.Pitfall
8.Melancholy Madeline
9.Marty's Blues
1956年8月の録音です。
アート・ペッパーの代表作は、マイルス・デイヴィスのリズムセクションと一緒にやった、「Art Pepper Meets the RHythm Section」と言われていますが、その録音の半年ほど前にいれたこの「タンパ」盤もなかなか素晴らしい演奏で、お気に入りです。
「リズム・セッション」より、リラックスしたペッパーの情緒的なマイナー・メロディーを十分味わえます。
「リズム・セッション」より、リラックスしたペッパーの情緒的なマイナー・メロディーを十分味わえます。
「あなたと夜と音楽と」や「虹の彼方に」などのスタンダード曲で甘美なアルトが堪能できます。
ペイチのピアノも短い音符で、小粋に弾いているのもぴったりです。
「コンペンポラリー・レーベル」にはペッパーの素晴らしい演奏がたくさん残されていますが、この「タンパ・レーベル」にもいくつか名盤があり、あの「ベサメ・ムーチョ」の入った「The Art Pepper Quartet」もこのレーベルです。