銃撃事件から一週間。

統一教会と自民党そして岸家・安倍家との関係が色々出てきている。

それは報道やYoutubeに任せるとします。

 

7月6日(水)

自分は自民勝利が確実視されるなか、どこが激戦区になるのかを確認するため

自民党の遊説予定をチェックしてた。折しも長野県の自民党候補に文春砲が炸裂してほぼ立民候補勝利が確実視されたタイミングだった。

そのときには木曜に麻生氏の応援演説が入っており、金曜日にも何方かの応援演説の予定が入っていた(多分安倍氏の名前があったのかもしれないが覚えていない)

自分は麻生氏の応援は前日なので変えられないだろうが金曜日の予定は明日には消えるだろうと読んでみていた。

 

7月7日(木)

やはり長野県で今後の演説会の予定無しと記載されてた。この時点で長野は完全に負け戦としたのだろう。

中絶させた際に偽名で署名とは女性軽視も甚だしい。創価学会婦人部を宥めるためにも長野は捨てるしかなかったのだろう。

恐らくこの時点で奈良を見ていれば安倍氏の名前があったのだろう。

 

そして事件が起きた。

 

事件の詳細を知るに連れて、正直安倍元総理が不幸にも招いてしまった自業自得な部分もあるなと思った。

祖父の岸信介、父の安倍晋太郎と統一教会と深い関係であったのは紛れもない事実だ。

それで自分の代になったときに『合同結婚式』など統一教会の負の部分は報道に出ていた。

(※桜田淳子さんらが参加した合同結婚式が1992年。安倍晋三氏が初当選したのが1993年の衆議院選挙)

 

正直父親が亡くなってからの初選挙で、日本新党などが台頭し政権交代が起きた総選挙だったが、

強固な地盤を持ってることから統一教会と距離を置く良いタイミングだったはずだ。

ただ、それができず結果として統一教会のイベントにメッセージ動画を送ったり、機関誌の表紙を何度も務めるなど、統一教会の負の部分を知らない世代や現団体名と統一教会が結びつかない人に対しての広告塔的役割を果たしてしまっていた。

 

信教の自由は当然守られないといけない。ただそれは政教分離と一対だ。

ただ、公明党と長年政権運営をしている以上、その考えは薄れ、それ以上に創価学会の様に強固な票田が欲しかったのだろう。もう下野をしたくない一心で。

 

自民党の支持宗教団体には金銭トラブルを抱えているところも多い。

警護体制の見直しもだが、つきあっても良い団体かどうか見極めることが与野党ともに必要だ。

 

そして同時に政治と宗教が近づいた遠因を作ってしまったのも我々有権者にもある。

国政選挙でも50%がやっとの投票率。

 

投票率が70%なら宗教の票の価値は無くなる。

現に2009年の民主党が政権交代を果たした衆議院選挙。投票率は69.28%

公明党が小選挙区全員落選した。

 

正直投票率が70%近い数字なら政治家は宗教と仲良くしてる時間があったら

無党派票を取り込む政策を考える時間に充てる。

 

 

安倍元総理について功罪(宗教との関係も含めて)をしっかりと検証する事が、日本の政治がより良くなるための一歩と考える。

昨日の事件で情勢がかなり大きく変化したと思います。

 

自民は一人区の殆どを取る可能性が濃厚です。(長野・沖縄・新潟は微妙です)

比例も当初予想より大きく上を行く可能性が極めて高いです。【選挙区:48、比例:22】

 

公明は大きな変動はありませんが、自民が比例で大きく伸ばすため、現有議席維持は微妙です。【選挙区:7、比例:6】

 

立民は一人区の減がそのまま議席減に直結します。比例も伸び悩むが当初より折込済だったのでそこまでの下振れはないかと思います。【選挙区:8、比例:8】

 

維新が正直一番判断が難しいです。保守系無党派が一番入れると思っていたので、その票の多くは自民に流れると思います。

その為比例でも当初予想を下回り、比例で野党第一党は微妙かと思います。また複数人区で最後の一議席を争ってるところがありますが、その票も自民に流れることから関西以外では当初予想より伸びを欠くと思います。【選挙区:5、比例:8】

 

共産も大きな影響は無いでしょうが、比例の伸びは欠くと思います。【選挙区:2、比例:3】

 

国民は選挙区での議席獲得が微妙となり、比例も保守系無党派の票が自民に流れるため、複数議席確保出来るか微妙と思われます。【選挙区:0、比例:1】

 

れいわは選挙区では当落線上の戦いであり余談を許しません。比例も当初より伸びを欠きます【選挙区1、比例:2】

 

N党や参政についても保守系無党派の票が流れると予測されてましたが、その票の多くが自民に吸い寄せられるため、議席獲得は微妙と思われます。

 

社民は当初より厳しい情勢でしたが、状況は変わらず非常に厳しい情勢かと思います。

 

その他、野党系無所属で4議席が見込まれます。

 

投票率は当初予想より大きく跳ね上がり

52%56%61% 

 

上記のように予測します。

 

末筆となりますが、安倍晋三元総理のご冥福をお祈りいたします。

正直、全体分析からいえば結構簡単です。

 

自民(現状維持~やや増)

公明(現状維持)

 

立民(やや減)

維新(やや増~快勝)

共産(微減~現状維持)

国民(微減~現状維持)

社民(議席0)

れいわ(横ばい~微増)

N国(議席獲得なし)

参政(0~1)

 

今回はメディア戦略を駆使してきた維新が勝てるか否かを見る選挙と言って過言ではないでしょう。

特に近畿圏以外での伸びがどこまであるかが最大のポイントです。

また、自民は野党共闘(立民・共産・国民)を崩したことで東北などの1人区で議席奪還する場所が複数ありそうです。

立民は野党共闘しなかった事が大きなダメージとなります。特に注目なのが京都選挙区で、泉代表のお膝元で福山幹事長が落選となった場合、代表の進退問題に発展する可能性が高いです。

 

そして最も重要なのが投票率ですが、今回は国政選挙として過去最低になると思っております

39%~42%~45%

この低投票率がどこを利する事になるかは読みきれません。最近の国政選挙をみると都心部は低投票率の底を這ってる感じで、地方部が毎回数%ずつ下落してる形です。今回は都市部で40%前後、地方部で45%前後まで落ちていくのではと感じています。

国政選挙から市議選まで有権者としての権利をこれまで全部行使してきたことを唯一の誇りとしている者としては一人でも多くの方に投票に行って欲しいと願うばかりです。