このお盆は、昨年末に他界した叔母の新盆にあたった。
本来なら、叔母の住む地(=父方の故郷)へ行きお盆行事を済ませるべきなのだが、現代人はなかなか都合が付かなかったり、この酷暑や交通ラッシュなども考えると、申し訳ないが実行するのも難しい。
その叔母の四十九日法要の際、父方のいとこのほとんどのメンバーが揃った。
叔母が他界したことで、父方兄弟は末っ子だけが残り、その叔父も施設に入っている状態。
そこでふと思った。
「もう、俺たちが他界する番が確実に来てる。」
いとこ達とも幼少期は夏休みだ冬休みだなんて時期に叔母宅に集合したりしたものの、成人すると仕事や各家庭の事情で冠婚葬祭のタイミング、しかもこの齢になると葬式ばかり。
それもどうなんだ?と思い、自分が音頭を取って「いとこ飲み会」やろう!と進言した。
LINEでいとこのグループラインも作った。(って言っても、いとこの1人がやってくれたのだが)
地方に住む者もいるし、仕事のスケジュールで合わない者もいるが、全員でなくともとりあえず集まれる者だけ「この指止~まれ!」的な感じで開催。
場所は、町田駅すぐそばにある「わん」で集合。
この日は計5名。
父方の兄弟は5人で、長男、次男、三男、長女、四男。
集まったいとこは、長男の一人息子、次男の長女、三男(父)の息子、娘、四男の長男という布陣。
まずは生ビールと妹が用意したウコンサプリ(笑)で乾杯!
皆、いいジジババになってからの思い出話や、「あの時のあの話」の真相確認とか、各々が記憶にある出来事などを語らい盛り上がった。
実は、父方の兄弟たちは結構やんちゃなところが多かった。
やはり少年期の武勇伝(?)も有ったりする中、うちの父の話で初めて知ったが、電車ジャック?勝手に降りたいところで電車を止めさせた!という話を聞く。
って、それもう犯罪者じゃん!!
しょーもな。(苦笑)
大昔のとんでもない田舎のローカル線の話だから大事にならなかったのか?
時の流れとともに盛られた話か?
その辺は定かでないが、ほんと困ったもんです。
四男の長男がわれわれの祖父にあたる人物が記した直筆家訓を撮った画像も見せてくれたが、ものの見事に息子たちはその家訓を破って生きていった…。
お盆の時期に先祖に思いを馳せるはずが、それぞれの父親の黒歴史暴露会になった。(笑)
それでも、こうやって10人以上いるいとこの5人が集まって、楽しい時間を過ごせたのは父や叔父・叔母がいてくれたからこそ。
感謝しないとね。(笑)