少年コミック誌に思う | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先月の話だが、地元商店街のマンガ喫茶の店先に処分するコミック雑誌が詰まれ、「ご自由にお持ちください」とあった。

十代の頃は、コミック誌も読んだが、その後いつからかいわゆる漫画を読まなくなった。

理由は、やはり大人になるにつれ興味の対象が他に移っていくと言うのが大きかったと思うが、なんか「面白くなくなった」、「見てて疲れる」、「よくわかんない」みたいな思いも抱いた気もする…。

 

で、久々に4大メジャー誌をいただいて帰宅しました!

4大誌と言えば『少年ジャンプ』、『少年マガジン』、『少年サンデー』、『少年チャンピオン』。

もう、これらは自分が物心ついた時からありましたよ。

さらに『少年キング』というのもあった。(もっと言うと、『少年マガジン』の弟誌『ぼくらマガジン』もあった。)

ジャンプは、「ど根性ガエル」、「トイレット博士」、「ストップ!ひばりくん」、そして先日他界された鳥山明氏の「Dr.スランプ」、等々…、この辺りは読んでたなぁ。

マガジンは、「巨人の星」、「あしたのジョー」、「タイガーマスク」、「天才バカボン」、「1、2の三四郎」、等々。

サンデーは、「おれは直角」、「漂流教室」、「ダメおやじ」、「まことちゃん」、「プロレススーパースター列伝」、等々…。

チャンピオンは、「がきデカ」、「マカロニほうれん荘」、「750ライダー」、「ブラックジャック」、「魔太郎がくる」、等々…。

この辺りを好きで読んでいた。

現在は『少年ジャンプ』の独り勝ちなのかな?

その理由としては、もちろん現在人気コンテンツを多く生み出せてる事が要因だとは思うが、価格がジャンプだけ安価なんですね?!

税込み価格で¥290とギリ\300を切っている。

ちなみに、マガジン¥360、サンデー¥380、チャンピオン¥360(全て税込価格)と言う設定。

サンデーとは100円近く差が有るとは。

 

で、4誌読んで思ったのは、なんだろう…印刷が薄い?誌紙が粗悪?…全体的にトータルビジュアルがクリアでない印象。

ベールがかかってるような感じ。

例えば『少年ジャンプ』。

やはり、読んでいて疲れるのだ。

一コマに情報量が多い?

字数が多い?

あと、スクリーントーンの多様!

失言と承知で書くが、絵を描くよりスクリーントーン貼り師のように思えてしまう事も。

それと、効果線の多用?

もちろん、動きをつけたり、強調したり、と必要ではあるのだが、そんなに必要?

それと、連載なので当たり前と言えば当たり前だが、続きものなので、この回だけ読んでも意味がつかめない。

連載でも、一話完結とか4コマ系とか現代ではほぼ無いんですね。

で、ストーリーもいわゆる「ファンタジー魔界もの」ばかり。

純粋に人間の生き様とかより、モンスター、異界人、宇宙人、化け物などと対戦する内容ばかり。

「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」のヒットによる所なのでしょう。

 

4誌読み比べて、面白さは正直よくわからずどれも同じ。

ただ、読みやすかったのは『少年チャンピオン』で、クリアな誌面が比較的多かった。

現在は、フィジカルな雑誌よりもオンラインでスマホで読む方が多いのだろうか…??