前スレッドで、ミケランジェロのダビデ像を「ポルノ」だと言って、自分の子を引率した学校長をクビにした親がいた、と言う話を記した。
人体のどこまでがポルノでどこまでが芸術か、悩ましいところではある。
性差、性的嫌悪、等、個人差によるところ大なものなので、線引きは難しいところだろう。
で、実は、比較的うちの近所に出来た公衆トイレが物議を呼んでいる。
つい最近に建て直されたのだが、このトイレは女性専用トイレが無い。
いわゆる「誰でもトイレ」的な男女兼用が2つと、男性専用トイレが1つ有る。
男性用はおそらく小便器だけなのだと思う。
しかし、男性が大便のみに使用するトイレが女性と兼用なのは確かに「ん?」と思う。
これも男女平等と言えば確かにその通りではある。
海外では、こういうトイレもあるらしいが、日本人ではまだまだそこの受け入れ態勢はできてないのでは?(以前、アメリカの人気ドラマ「アリー my LOVE」では、主人公が働く堀津事務所のトイレがそういう作りで「そんな事ないだろう」って内心突っ込み入れてたが、アメリカはもうそういう風潮が有ったのですね?!)
おそらく女性は見知らぬ男性が使用した後のトイレなど利用したくないと思うだろうし、男の立場からしても待っていて女性がそこから出てきたらなんとなく気まずい感じがする。
ただ、前スレッドでもちょっと記したが、今は「ジェンダー」、「多様性」を受け止めていきましょうと言う時代でもあるので、男と女だけでない性を持つ方々の事も考えないといけない。
しかしながら、アホな変態野郎が盗撮などをしやすくなる可能性も高くなるので、その辺りへの配慮はちゃんと出来ているのか?女性でなくとも心配はする。
「男女平等」を叫ぶ女性の方は、この兼用トイレに関して「OK!」と言うのかな?
ん~、やはりまだまだ難しい部分がありそうだ…。
ちなみに、渋谷区と荒川区はこの女性専用公衆トイレを排除して男女兼用の方向に向けていくらしい。