本日、ニッチな(?)展覧イベントへ行って参りました。
その名も「THE TEMPTERS EXPO '22 THE LAST EXHIBITION」。
かつてのグループサウンズの人気バンド“ザ・テンプターズ”の貴重な写真や資料、等の展示会場です。
ザ・テンプターズは、グループサウンズ・ブームで、ザ・スパイダースの弟分バンドとして、そして女子人気N0.1のザ・タイガース(沢田研二Vo.)の対抗馬として、Vo.にあの萩原健一(ショーケン)を立てたバンド。
会場はJR高円寺駅近くの「ギャラリー サマー・オブ・ラブ」と言うマンションの1階にある1室。
入場は無料!
正直大きなところでなく、中に10人近くいたので、密を避けるため入場制限してるのかな?と思い様子を伺っていたら長身の男性スタッフが気付いてくれて「あー、すみません!お待たせしましたか?」と声をかけ出て来て下さった。
早速中に入ると、右手に貴重な公演ポスターが!
小田原市民会館で1日2回公演ですよ!
そして、ちょっと見きれてる服ですが、こちらはアルバム『5-1=0 ザ・テンプターズの世界』のジャケットで着ていたもの!
壁には細かい写真や資料が貼られ、卓上にはメンバー高久昇氏所有のアルバムや、日劇ウェスタンカーニバル出演時のパンフレット、当時タイアップで作ったノベルティー、現役美大生の描く当時のショーケン画、等々、今となってはかなり貴重な品々が有ります。
壁面の展示物は撮影OK(卓上展示物は撮影不可)との事で、そちらをどんどん貼って行きます!
当時は森永製菓とタイアップしていたようで…こんな可愛い↑ショーケンも。(笑)
素晴らしいのが、決してショーケン(萩原健一)に偏っておらず「ザ・テンプターズ」を紹介・展示されていたこと!!
なんと、1969年に萩原氏がファンに送った直筆の年賀状まで!
当時からのファンの方々が大事に所有していた物々も展示されておりました。
そんな中で気になる展示物が…。
古~~い木村屋の菓子袋…。
下のカードには「この紙袋のスゴイエピソード 必ずスタッフに聞いて帰って下さい!!」とある。
で、尋ねたら、当時地方から追っかけて銀座アシベでライブを観たファンの子の話。
何でも、好きすぎてお金がろくに無いまま上京してきて、会場から出てきたショーケンにその話をしたら、ショーケンが5千円札を渡し、さらに近所にある木村屋でパンを買ってきてその娘に渡して、「これでちゃんと帰りな」と言う美しい話。
でも、そのファン、さらにショーケンにサインと毛髪を1本せがんだと言うスゴい人物!(驚)
上掲画像のノートの下に、横イチにある1本線をセロテープで留めてありますが、それが今は亡き萩原健一氏の10代or20代の頃の頭髪です!(ゴイスー!!)
前述の男性スタッフとそれぞれどのタイミングでショーケンが好きになった的な会話をしていたら、そのスタッフさんはドラマ「傷だらけの天使」の頃、ちょうど舞台になっていた代々木にお住まいで、わたくしはと言えばその前の「太陽にほえろ!」の頃に新宿に住んでおり、そんな会話の中で「傷だらけの天使」の初回でショーケン演じる修が拳銃を入手するシーンの店が、同級生の自宅で場所がこの辺りで…なんて話をしたら、お土産に「傷だらけの天使」のロゴ缶バッジを、また帰る際に別なスタッフさんがご存命のメンバーの松崎氏と高久氏にコメント書いて下さいと言われノートに書いたら、ザ・テンプターズのポストカードもいただきました。(笑)
どうもありがとうございました!
この「THE TEMPTERS EXPO '22 THE LAST EXHIBITION」は明日(8/8)が最終日。
ご興味があって、お時間のある方は足をお運びください。
(明日は、10時~15時開場です。)
最後に、ザ・テンプターズの最大ヒットナンバー「エメラルドの伝説」のレアな映像を。