山手線運転記念日~実は知らなかった山手線の謎 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

東京に住んでいれば誰もが乗ったであろう電車がJR山手線。

この山手線の運転開始したのが1909年の今日、12月16日。

109年前の今日だそうで。

 

先日テレビでこの山手線について話していたが、知らなかったことが1つ。

山手線は1周する環状線だと誰もが思うが、実はそれは間違い。

もちろん、実際には都内を1周しているのだが、線路を管理・運営するために付けられている“線路名称”上では、山手線は1周(環状)ではないのだ。

まず、品川駅から新宿経由で田端駅に至る西側部分が山手線。

東京~田端間は東北本線で、東京~品川間は東海道本線となる。

つまり下掲画像の通り。

つまり、109年前の今日は品川~田端間(新宿経由)が開通したことになる。

その後、東北本線と東海道本線が延伸され、品川~田端間開通から22年後の1925年にようやく1周する山手線となった。

 

また、その呼称も本来は“やまのてせん”なのだが“やまてせん”と言うようになったのは、第2次世界大戦後、GHQの指示で鉄道施設のローマ字併記が求められた際に、「YAMATE」と誤って表記したことから、それ以降、“やまてせん”の呼び方が定着したそうな。

だが、1971年、当時の国鉄時代に線名の正式な読みを制定することになり、再び“やまのてせん”と呼ぶことになった。

なので「山手線」は“やまのてせん”と言うのが現在は正しいのですね。