グレッグ・レイクに続いてヴォイス・オブ・キング・クリムゾンのもう1人ジョン・ウェットンまでが旅立った。
この2人のみならず、キース・エマーソンだったり、いわゆるプログレ・ロックの重鎮たちの訃報が相次いでる気がする。
60歳代で逝ってしまうのは切ないね。
プログレッシブ・ロックは難解なものもあるので、自分自身は曲によって好き嫌いも分かれるのだが、このジョン・ウェットン氏は難解な音楽の中にポップ要素を盛り込むタイプの人。
かつて、インタビューで「僕はポップな音楽が好きだからね」と言っていたっけ。
キング・クリムゾンのみならず、ロキシー・ミュージックやユーライア・ヒープなどにも参加し、一番有名なのはエイジアの初代ベース&ヴォーカルだというところだろう。
1980年代の産業ロック全盛期にそれともリンクできるようなポップなプログレを展開し、チャート上位の常連だった。
彼の来日公演を見なかったのが悔やまれる…。
ポップス耳&ポップス脳な私が、プログレに興味を持てたのはキング・クリムゾンとピンク・フロイドのおかげ。
しかし、その音楽を作り上げてきたメンバーたちも、もう数えるほど…。
ジョン・ウェットンをはじめ、旅立ってしまったプログレッシブ・ロックのアーティストたちに合掌。
スターレス by キング・クリムゾン
ヒート・オブ・ザ・モーメント by エイジア