ベティ・デイヴィスの股間(?!) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先日のモーリス・ホワイト逝去で、アース・ウインド&ファイアーの当時のあの衣装は誰が考案しデザインしたのだろうか?とふと思った時にふと思い出した、とあるアルバム。
ベティ・デイヴィス1
『THEY SAY I'M DIFFERENT』という作品。
歌うは、ベティ・デイヴィス。
ベティ・デイヴィスと言えども、往年の有名女優さんではない。
本名をBETTY MABRYと言い、結婚してBETTY DAVISとなった。
彼女の嫁ぎ先は、そう、マイルス・デイヴィスです!
つまり彼女はマイルス・ディヴィス夫人。
ベティ・デイヴィス2

さて、本題に戻り、このアルバムのベティさんのいでたち!
アース・ウィンド&ファイアーっぽいでしょー。
ま、あの頃の黒人ミュージシャンはこんな感じは多いっちゃ多かったですが。
でも、ベティさんは様になってますね。
実は、彼女元々モデルだったので、やはり違いますねー。
カッコいいです。
このアルバムは彼女のセカンド・アルバム。
1974年発表の、セルフ・プロデュースで作りあげた渾身作。
しかしながら、前作と違い無名のミュージシャンばかりで作っていて、音はスッキリしている。
(スカスカなのではない。)
演奏は、クールだと思う。
そこにこのベティさんの、吼えるような、なじるような、時にエロく囁くようなヴォーカルが際立つ。
ベティさん、なかなかファンク姉さんです!
モデル上がりなんて色目で見ると痛い目にあいます。(笑)
2曲目はいきなり彼女が「He Was A Big Freak!」と叫んで始まるんですから!

ステージも結構なエンターテイメント性があったようで、それこそマドンナやビヨンセ、リアーナあたりが今やっているようなパフォーマンスを当時すでに行なっていたようだ。
結構、セクシーないでたちでド・ファンクをしていたようです。
ベティ・デイヴィス3
ほら、下着に網タイツで股間見せ付けるような悩殺かつカッコいい歌いっぷり!
「ベティ・デイヴィスの瞳」という女優のベティ・ディヴィスをモチーフにしたキム・カーンズのヒット曲があったが、私ならこちらのベティさんで「ベティ・デイヴィスの股間」という歌を作りたい。(笑)

こうなると彼女のライブ映像が見たくなる。
何とか彼女のライブ映像を探すも、YouTubeにも無かった。
代わりに見つけたのは、なんとこのアルバムがフルで上がっていたこと。。。

ベティさん、この後に数枚アルバムを出して、1977年くらいに引退してしまったようだ。
残念です。