でもまあ、いいイメージから辿ると甘酸っぱいと言う人多いのかな?
若い方々はご存知無いと思いますが、清涼飲料水の「カルピス」のキャッチコピーが「初恋の味」でした。

で、そのキャッチコピーの広告が初めて世に出たのが、90年前の今日でした!
当時は1924年で大正13年。
お洒落で感傷的な感じは、大正浪漫という時代ならではでしょうか?
(ちなみに発売は1919年で、今年95周年!!)
カルピスは、昔はビール瓶のような茶色い瓶に白地に青い水玉模様の紙が巻きつけられていましたが、今では上掲画像のようにペットボトルのような小瓶で販売してるんですね。
濃い原液を水で割って飲むのは今も変わらず。
子供の頃は、水を少なめに入れて、ちょっと濃い味で飲むのが好きでしたが、昨夜は焼酎と水で割って焼酎のカルピス水割り。
大人の飲み方をしてみました。(笑)
初恋の味ではないですね、もう。(苦笑)
カルピスは、オリジナルの白いものをはじめ、その後にオレンジ味とかグレープ味とかも出て、お中元でそんなカルピスシリーズ一式の詰め合わせセットなど家に着いた日にゃ、小躍りして喜んだものです。
やがて、自動販売機でそのまま飲めるカルピスウォーターやカルピスソーダがすぐ手にはいるようになったし、こっちも大人になるにつれ、カルピスの原液が家にあることなどまずなくなった。
(カルピコというカルピス性が微塵も感じられない缶入りジュースも一時期売っていたっけ。)
久しぶりに、母が買って来たのだが、母曰く「“コーラス”だったかな、“カルピス”みたいの買ってきた。」と言っていたが、画像どうりれっきとした「カルピス」でした。(笑)
でも、そう!昔は確かに「コーラス」とか「ミルトン」、「ホワイト」など「カルピス」類似商品もあったっけ。
それにしても変わらずに残って現在も新しい世代にも愛されているなんてスゴイもんです。
しかも、水で薄めて飲む手法も変わらずで。
(あ、昔はうちでは食パンにカルピスの原液を付けて食ったりしたことを今思いだした…<苦笑>)
たまに飲むカルピスもノスタルジィを感じられて美味しいもんです。
そして、その拡売のための初広告で「初恋の味」とすでにノスタルジィを連想させるコピーを作った大正時代の方、素晴らしいセンスです!