2009年に一度、観戦して以来4年ぶり。
震災があって中止や、東北の地で開催してきたこともあり、東京で行なうのも久しぶりとのこと。
今回も3塁側の外野に近いエリアだが、上から2番目。
前回より遠い席になってしまった。

対戦チームは、GM張本勲、監督山本浩二率いる「ザ・プレミアムモルツ球団」と、GM大矢明彦、監督田尾安志率いる「東北ジャパンヒーローズ」。
ザ・プレミアムモルツ球団の選手表。

下記は、東北ジャパンヒーローズ選手表。

試合に先立って、女優の栄倉奈々さんが挨拶~花束贈呈~始球式を務めた。
そして、先発チーム発表!

先発投手は宮本対桑田の元巨人同士の投げ合いでスタート。
桑田投手はまだ130キロ台の球をボンボン投げてました。
選手も多いので、基本は1回ごとに投手を変えるのですが、桑田だけは2回を投げきりました。
ちなみに出場投手は、プレモル軍が、宮本→西崎→与田→東尾→池谷→村田→佐々岡→大野→橋本という流れ。
対するヒーローズは、桑田(2回)→水野→定岡→工藤→野村→佐野→槙原→金村→遠藤→佐野。
お祭りなので、途中引っ込んだ選手がまた出たり、面白い対戦になるなら打順を変えて打席に入ったりもありというアバウトなルールではあったが、充分に楽しめた。
試合は、ヒーローズ所属の駒田選手の先制タイムリーで1点が入る。
が、プレモル軍所属の曲者元木がなんと!ホームランを打った!!

タレント業やラーメン店オーナーのイメージが強いが、やっぱりさすがの元プロ野球選手です。
元木のエンタテイナーぶりに対抗したヒーローズはやはりこの人佐野慈紀投手!
そう魔球“ピッカリ投法”です!

この日はグローブも金色の特注ものを用意してくるほど。(笑)
ほかにも多くの名選手が出て、写真を撮ったのだが、カメラの経年かピンが合ってないのが多かった…。
そんな中で比較的マシなものをいくつか。

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屋敷要、横浜ベイスターズのスーパーカートリオの一人。

↑
張本勲、もはや球界のご意見番。
GM自ら代打出場。
そして7回の休憩時には、かつて東京ドームを本拠地にしていた頃に日本ハムファイターズがヤンキースを真似てやっていた「YMCA」を再現。
チアガールだけでなく、グラウンド整備士も、そして古田敦也もマウンドに出て盛り上げた。

いや、懐かしい。
そして後半戦に。
プレモル軍は、“男”村田兆次がマウンドに!
村田投手のウォーミングアップ時に、誰だ?1塁で真似してるのは?!(笑)
(広澤あたりか?)

この日はMAX129キロを出していた。
そして、この日一番沸いたのが、元巨人投手の槙原が上がるや、プレモル軍は打順を無視して、
まず1人目に、ランディ・バースが打席に!

2番手は、やはり掛布!

次は当然、岡田!

そう、球史に残る名シーンである、1985年甲子園でのバックスクリーンへのホームラン3連発のシーンの再現だ!!
さすがに、バックスクリーンはおろか、ボテっとした打球になってしまいましたが…。(苦笑)
さて、ここまでで点数は4-2と「東北ジャパンヒーローズ」が2点リード。
そして最終回には、横浜太洋ホエールズのストッパーを務めた遠藤投手がマウンドに上がり、そしてその球を受けるのはなんと!東北ジャパンヒーローズのGMの大矢明彦!!

このまま終るかと思いきや、最後の受け狙い?
途中で遠藤投手から再び佐野投手がマウンドに!

そして佐野投手が見事に〆て、4-2で東北ジャパンヒーローズの勝利。

あ、そうそう、この日はサントリー社主催ゲームなので、場内の飲み物はサントリー商品のみ。
ただし、全額半額だった。
(この事を、何故事前にHPなどで知らせないのか解らない。)
試合後には、飲み物の総売り上げを発表。

みんなよく飲みました。
そして、最優秀選手は、OBながらもシュアな打撃でヒットを複数本打った古田敦也氏が受賞!

なかなか楽しめる夜でした。
でも、それだけ年齢を取ったってことでもあるのだが。
場内は、若い人も老年の方もいて、幅広かった。
そして駅へと向かう道で、私の前を老夫婦が手を握りながら歩く姿にちょっぴり心がほんわかしてしまった。(笑)
