全日本プロレス「2013 プロレスLOVE in 両国 ~an abiding belief~」 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、両国国技館で「全日本プロレス」大会を観てきた。
毎年、大晦日に格闘技イベントに誘ってくれる友人がまたも急遽ながら声をかけてくれた。
しかも、今回はリングサイドの前から2列目!
友人に感謝、ありがとう!!
こんな感じでした。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-2013.6.30こんな眺め
すごい。
ところが、この前の席に帽子を被ったままの観客が座ることになり、そしてテレビ収録用カメラがほぼこの側に立っていて、実際は見辛く…写真も全然いいカットがなく…、ちょっと残念。
それでも、技の迫力はスタンド観戦に比べると全く違う。
特に、頭突き、チョップ、のダイレクトに聞こえる音は凄い凄い。

さてこの「全日本プロレス」の大会は、実は注目すべき大会なのです。
「全日本プロレス」の再起の立役者であり、社長~会長も務め、団体のエースであり、プロレス界最大のスターでもある武藤敬司が、先ごろ「全日本プロレス」と袂を分け、出て行った。
理由は、会社出資として入ってきた経営陣との意見対立。
プロレスを愛する武藤、総合格闘技にも進出すべきという出資会社経営陣。
もちろん他にも要因はあるだろう。
そんなわけで、今回の大会は武藤政権時代最後の興行と言えるものだから、注目なのである。
この大会後、この日出場する選手たちも、そのまま新生「全日本プロレス」に残るか、武藤とともに次を歩むのか、全くフリーの立場になるのか、を決めないといけない。
そういった意味では、ひょっとしたら「全日本プロレス」最後の登場となる選手もいるかも知れない。
試合を観ている限りでは、若い浜亮太と中之上靖文の2選手は試合後、リング上で泣いていたので、全日本マットを離脱するのが判った。

ちなみにこの日の試合は以下の通り。(名前の前の○印が勝者)
第1試合
 ○大和ヒロシvs佐藤光留vs宮本和志
第2試合
 ○渕正信&SUSHIvs本田多聞&MAZADA
第3試合
 船木誠勝&河野真幸&金本浩二
      vs
 ○曙&浜亮太&西村修
第4試合
 太陽ケア&○大森隆男vsジョー・ドーリング&中之上靖文
第5試合
 KENSOvs○潮崎豪
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-潮崎vsKENSO
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-場外乱闘1
第6試合:アジアタッグ選手権試合
 <王者>鈴木鼓太郎&○青木篤志vsカズ・ハヤシ&近藤修司
第7試合:世界ジュニアヘビー級選手権試合
 <王者>○金丸義信vs田中稔
第8試合:三冠ヘビー級選手権試合
 <王者>○諏訪魔vs秋山準
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-諏訪魔vs秋山
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-場外乱闘2
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-諏訪魔防衛
この日はタイトル移動は無し。
メインで勝った諏訪魔選手が、「全日本の看板を守っていく」といった感じのコメントを発表。
新生全日本プロレスは、紛れもなくこの“諏訪魔”選手を大黒柱にしていくだろう。

そして、昨日試合後に判明した選手の今後は下記の通り。
【全日本離脱選手】
武藤敬司、船木誠勝、近藤修司、カズ・ハヤシ、KAI、浜亮太、河野真幸、中之上靖文、田中稔、大和ヒロシ
【全日本残留選手】
諏訪魔、太陽ケア(復帰)、大森隆男、征矢学、ジョー・ドーリング、KENSO、SUSHI
バーニング:秋山 準、潮崎 豪、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志
【未定】
渕 正信、真田聖也、アンディ・ウー、稲葉大樹、曙(フリー)、金本浩二(フリー)

ジャイアント馬場~武藤敬司と続いた名門であり老舗の「全日本プロレス」無くなってほしくない。