関根勤×関根麻里トークライブ「昆虫ジジイと外ヅラ良子2」観覧記 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、コメディアンの関根勤とその娘の関根麻里の2人によるトークライブを観に行った。


関根勤には、何とも言えない「味わい」がある。

元々はそんなに面白いと思ってなかったが、いわゆる超スーパーサブとしてその実力と存在を発揮し、萩本欽一からはじまって、タモリ、ビートたけし、明石家さんま、所ジョージ、とんねるず、ダウンタウン、等々、現在のお笑い・バラエティーの顔となるどのタレントとも上手くやっていける貴重な存在というかポジションを担う天才だと思っている。

また、発言や物真似の視点というか発想がいい!

独特の妄想の根源が味わい深いのだ。

関根勤は「カンコンキンシアター」なる、言ってみれば関根勤一座のような舞台は毎年やっているが、私は一度「関根勤」としてのライブが見たくて仕方なかった。

今回は、娘麻里とのライブだが、関根麻里もテレビ越しに見ても「きっといい娘なんだろうなぁ」と伝ってくる人で、親娘でやるライブもまた面白いだろうとチケットをすぐゲット。

タイトルは「昆虫ジジイと外ヅラ良子2」!…なんか判らないようようでとてもよく判る題!!(笑)
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-昆虫ジジイと外ヅラ良子2

会場は大手町の日経ホール。

入り口には、当日券はもう無いという注意書きもあり、盛況ぶりが入場前から伺い知れる。

中に入ると、スポンサーの「サンスター」から歯ブラシの試供品がプレゼントされる。

今年の元旦から新しい歯ブラシに変えたのだが、それがこの貰った歯ブラシと同じもの…、嬉しいような、哀しいような…。(苦笑)

場内は本当に満員。

始まると、客席内後方の2つの扉から、2人が入場しそのままステージへ上がる。

関根勤が「後ろから客席内の通路を通って入ったのは、後楽園ホールでプロレスの試合でメインの試合は選手がさっきやったみたいに入場することがあるんですけど、それをやってみたかった。」と説明。

プロレス好きの私はこの時点でもう持っていかれ大笑い!


その後も、2人で持ち寄ったネタをマシンガンのように喋り続ける。

ステージのセンター最前には、赤いサイレン灯が設置してあり、これが点滅すると、次のネタへ行けという合図で、それを見るや、「あ、次いかないと!」という展開。

やはり、ちょっとした発言がちょいちょい可笑しくて、ここで具体的に詳細を記せないのが残念…。

ショー全体的に感じたのは、どちらもそれなりに気遣いをしているのが見て取れた。

それが、ショーをつまらなくすることはない。

やはり良い親娘なんだなぁ、と実感。

それは、下ネタ、エロネタの発言が結構多かったのだが、父と娘でそんな話を明るく大笑いしながらできるなんて、やはり凄いと言うか素晴らしい。

それと、意外に関根勤の毒づいた発言もあり、例えば石川遼や田中将大といった関根勤が大好きなスポーツ選手に群がりだすグラビア・アイドル候補の子たちを「ド腐れB級アイドルもどきが!」と散々言い放っていたり、仲の良いタレントのあまりテレビなどで言えないような言動も暴露したり、とこれもライブならではだろう。

でも、そういう事を言っても嫌味にならないのが、関根勤の人徳なんです。


今日(13日)も同ライブがあります。

すでにソールドアウトなので、これからのチケット入手は出来ませんが、本日行く方は2時間たっぷり楽しんでみて下さい。