出口雅之(元グラスバレー、元REV)ライブ 2010年2月6日 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

出口雅之というアーティストがいます。

以前、宮原学THE COKES のライブ記も書きましたが、実は彼らと同じレーベルに「グラスバレー」と言うバンドがいて、そのボーカルが出口雅之氏でした。


当時は、デュラン・デュランやジャパン、デビッド・ボウイなどのアート系ニュー・ウェーブ・ロックのイメージで、綺麗な顔立ちの男の子がお化粧して、シンセサイザーやデジタル・ビートのサウンドに乗せて演奏していました。

グラスバレー解散後は「REV」といういわゆるビーイング・アーティストして、男版「ZARD」として「甘いKISS,KISS」というヒット曲を出しました。

「REV」解散(?)後は、ソロとして、スーサイド・スポーツ・カー、ローマとしきとローマファイナルズ、ジェントルマン・テイク・ポラロイド、等々…次から次へと活動内容を変えて過ごしていたようです。

正直私は、最初のグラスバレーとREVのヒット曲くらいしか知らないのですが、その辺りの曲もやるようなので行ってみました。


開場時に、会場「表参道FAB」に着くと人だかりの山。

この寒いのに、表参道の一角にすごい人・人・人。

それも女性が殆ど!

やはりイケメンは女性人気強いです。

場内は満員!


開演時間を10分強ほど過ぎた頃だろうか、ステージに登場。

本人、ギター2名、ドラムス、あとは打ち込みサウンドの布陣。

結果から言うと、アンコール含めて2時間ほどの内容だったのだが、前半はほとんど知らない曲ばかり…。

多分、ソロの曲が大半を占めていたんでしょう。

まず5曲演奏してMC。

何故ここでMCをやるかと言うと、体力調整タイムのようで(彼は私と同い年です)、「5曲演ったのですが、もう体力はピークです。(笑)」と。

そしてまた5曲演ってMC。

「また5曲演ったので。(笑)」ということで、ここまで活動の節目節目に母親から、故郷へ帰れば、近所で仕事を募集しているところがある、とか、言われ続けた話も笑い話のようで、今の時代とても身につまされる話でもある。

後半になってグラスバレーの曲、REV、そして彼の最大のヒット曲「甘いKISS,KISS」も含め一気に披露。

グラスバレー時代のライブのハイライトに持ってくる「星のジョーカー」を当時と同じ拡声器を使うパフォーマンスでは場内からも嬌声が上がった。


つねに新しいことをしていないと、まして過去を振り返ると、そこで錆びてしまう気がして…と言うようなことも言っていたが、また夏頃に、今回やれなかった曲も含めて“出口雅之”としてのライブを行なう意気込みを語っていた。