本日、総選挙にもかかわらず、両国国技館へ武藤敬司25周年記念大会を行なう全日本プロレス興行へ行ってきました!
結構、観客入りも多くて、これだけ入ったら盛り上がり必至な感じ。
さて試合開始!
(結果は楽しみにしてる方が見ても良いように敢えて書きません。
試合結果は、文中最後のリンクでご確認下さい。)
前半5試合中最初の4試合は意外に早く試合が進む感じで進行していってちょっとビックリ。
そして前半の最後の試合が世界Jr.ヘビー級選手権試合でチャンピオンカズ・ハヤシvs近藤修司。
個人的にカズはバランスの良い選手だと思っているので、ちょっと楽しみにしていたが、カズも年を取ったのか、いや、対戦相手の近藤のレベルなのだろう、スピーディーな展開こそ醍醐味のジュニア・ヘビーなのに、昔の全日本のようなダラダラした試合に。
しかしながら、後半は何とか盛り返して30分以上の試合を終えた。
30分以上の試合をすることで、スゴさを見せることをテーマにしたのだろう。
でもそれが裏目に出た試合になった。
休憩後の最初の試合は、F4(小島聡、KAI、大和ヒロシ)vs小橋建太、菊地毅、伊藤旭彦!
小橋のノア移籍後初の全日本のマット登場(?)。
それは大声援!(でも、それ言ったら菊地もじゃないの??)
ゴング後すぐに小島対小橋で、チョップ対決の嵐!
お互いに引くに引けない感じが見れて面白かった。
ノア組は伊藤が張り切っていたのも特筆ものながら、菊地の攻撃力の低下に大丈夫か?と心配しながら見てしまった。
そして三冠ヘビー級選手権。
チャンピオン高山vsチャレンジャー諏訪魔戦。
シェイプ・アップし成長してる諏訪魔だが、残念ながらまだもうひとつなポジションだった。
また、これは前から言っていたのだが、高山の破壊力は素晴らしいものがあるのだが、「やられ下手」なのである。
これが災いし、今イチな内容だった。
そしてメイン!武藤、船木vs蝶野、鈴木!!
この4人が揃うなんて、何年前の新日本プロレスなんだ?!と思うとやはり感慨深いものがありました。
船木も結構頑張ってました!総合復帰時よりは格段に良い内容。
場外戦でイス持ち出したりしてたし。(笑)
ただ、最後に飛ぶ見せ場で自爆したのは残念。
また、武藤の25周年を祝うべく、蝶野と鈴木がプロなポジションを上手くやっていたのは流石!と唸って見ました。
(いきなり、二人がリングに揃った時に握手してるなんて!!!)
蝶野が同日に新日本プロレスの東京大会があったのにこちらへ来て、4人中4番手の役割をしたあたり「さすがプロ!」という感じだが、考えたら蝶野も今年25周年で10月に同じ両国で記念大会を行なうので大きな貸しを与えていたのかも?
鈴木と船木の因縁が前面に出たかまし合いも見応えありました。
武藤も、今夜はちょっとだけ喰われちゃったかもね…。(笑)
今や、サテライト放送が軸のプロレスということもあって、控え室で試合後の記者会見まで場内に流し、最後まで楽しめる努力がとても伝わった大会でした。
そして終演後、一緒に行った方と色々話しながら、両国大会後御用達のちゃんこ鍋「江戸沢」へと向かう。
し、しかし、最後にスゴい大どんでん返しが…!
江戸沢がアントニオ猪木とタイアップで猪木プロデュースのキムチ鍋をやっているという幟が店頭に多数…。
あぁ、猪木恐るべし、だ。
そして、その猪木鍋をついつい頼んでしまい、その特典に付く「闘魂タオル」まで貰ってしまうという…もう、最後に持っていったのは、誰あろうアントニオ猪木だったとは…。
でも武藤敬司選手25周年おめでとうございます!
スポーツナビ試合結果