首切り〜内定取り消し〜アメリカの爆弾 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

 それにしても、毎日毎日、労働者の首切りや内定取り消しなどのニュースが賑わっている。
自分もこの12月いっぱいで職を失う身なのに、何故か他人事のようにTVニュースを見ている。
3度も失業すると馴れるのか麻痺してしまうのか…?
 企業も想定外の驚きであると思うが、企業をささえるのは「人」、そこの商品に金を出して買うのも「人」、「人」を大切にできない企業は自滅するでしょう。
そんな事を決定し実行する人は「人でなし」と言うのでしょう。
 今は、派遣社員が契約期間内に解雇が問題になっている。
不謹慎だが、まだ世論が味方してくれそうで羨ましい気もする。(そんな方々には申し訳ありません。)
 自分のように、丁度12月で契約が終了してしまうタイミングだと、極めて普通の事となり同じ失業でも大変な事ではないように思われそうな気がしてしまう…。


 サブプライム問題の余波が世界中を狂わしているようだが、9.11テロも、このサブプライム問題もアメリカが作った「爆弾」でそれが愚かにも自分たちの国で自爆してしまった。
しかし、大国アメリカが傷を負うと世界の全ての国が一緒に傷を負うということも証明した。
 アメリカを全て悪とは言わないが、「合理主義」、「成果主義」、「個人主義」が大好きなアメリカ人のマイナス面が信じられないほど一気に噴出したようだ。


 日本もいつの間にかアメリカの真似して、いやアメリカ以上に上記の三大主義を正義のように掲げた結果、「人」を抹殺していくこととなる。
 この恐慌と失業は、アメリカがしかけた新種の爆弾であり、新種の戦争なのかもしれない…。