いのちが芽吹くように
体の中で
生命の粒子が弾ける

流れ出した川は
還るべき海を
見つけるだろう

愛に満ち溢れた
ホームは
前ではなく
後ろにあった

光も 闇も
正しいも 誤りも
成功も 失敗も
右も 左も
男も 女も
美も 醜さも

どちらも
同じ

いい私だけが許されるなら
悪さをした私は
どこに帰れるの?

光と愛を選べば
闇と残酷さは
どこに追いやればいい?

平和だけを愛するなら
戦いに明け暮れた私は
帰る場所もない

そっと引いて
すべてが観える位置に立つ

真逆を超えて
すべてを受容する

人間時代も
宇宙時代も
粉々に砕けて

素の粒子に還っていく


思い出すの

奥にある
あのふるさとを

黄金の粒子の海が
たなびくように巡り

渦巻くように
生命の愛の詩を唄う

物質界で上手く
やっていけなくても

ふるさとが
あることは
どこかで覚えてた

どんなに見失っても
いつでも
いまここに
共にある

全体のわたしが
個の私
結ばれる

前ではなく
後ろで

上から下に


なんで 
あんなに前のめりに
愛を掴もうとしてたんだろう?

なんで
あんなに前でばかり
豊かさを回そうとしてたんだろう?

なんで
誰かの感情を受け取って
解決してあげられると
思い込んでたんだろう?

こんなに
ちっぽけな私を
大きく大きく見せようとして

上手くやってるんだと
誰かに証明しようとして

人間の意識では
カタマリのひとりぼっち

どっかに引っついて
しがみつくしかない


もう迎えに来てる

すでにできている
すでにある

その背景の絵に
すっと着席

何一つ抵抗せず
起こることを
そのまま起こしてあげる

流れ出る感覚を
そのまま表現してあげる

もう今ここに
ただ在れるから

2026年春分は
領域のお引越し