我が家の防災用保存食は見事に
1/3は消費期限切れ、であった。
おそらく、一昨年秋に入れ替えたのが
最後だったような気が・・・。反省・・・。
自宅の防災用品を点検するとき
いつも実家の備えが気になって
今回も電話してみた。
飲料の水は2年位前から
私がネットで買って強制的に送っていた。
それは、熱中症対策で500mlのペットボトルを
切らさないように送り、真夏は携帯を促し
やっと常飲することが定着し始めた。
しかし、防災用品や防災の為の食料品は
今回聞いてもそうだけれど、何度言っても
「用意してない」と言う。
ペットボトル水を買い与えてもらってる
だけで満足しているようで、自ら
ペットボトルの水を『買う』ことはしない。
何故なら『水はお金を出して買うものでない』
からなのだそうだ。
日常の飲料ならそうかもしれないけれど
有事で蛇口から水がでなっても『飲めない』
という概念がないらしい。
それを聞いて我が親ながらビックリした。
これだけ、大きな地震があって
ニュースなどで現状がバンバン流れているのに
恐ろしい程に我が両親は『人ごと』なのである。
父親は「もう生きている間に(自分達を襲う)
大きな地震はこない」等と言い切っている!
昨日電話した時も数日前に旅行帰ってきて
その衣類の洗濯がいかに大変かを嘆いてばかりで
全くノンキな母親。
「ところで、防災用の食料品は買ってあるの?」
と聞くと、やっぱり「買ってない」という。
何度目だろうか「何故買わないの?」と何度も
問いつめると
「何を揃えていいかわからない」
という!
もしかして、そうなんじゃないかな、まさかな
と思っていたけれど、やっぱりそうであった!
「↑送られて来たでしょ?その中に
必要なこと書いてあるんだよ」
と、いうと
「そんなの読んでないよ!」
の一言。
仕方ないので「揃えてあげようか?」というと
「うん」という。
「でも、揃えたらいい品物を書いてくれたら
自分で買うよ」ともいうが
「それが、冊子↑に書いてあんの!!!」
と、イラっときてしまったが
私がこうやって「なんでやらないの」というと
すぐに貝になってしまい最後には
「ウルサい、ウルサい、やるから」と言って
強制終了しようとする。(今回もそうだった)
余計なものは沢山あるのに
必要なものがない実家。
実家のモノはどうにか揃えるとして
果たして防災用品や備蓄類はどこに
保管したらいいだろう。
実家は2000年以前に建てた家なので
激しい揺れに耐えられるかどうかわからない。
建築士の夫の内外観からの見立てだと
『危ない』という。
「なるべく屋根裏の荷物をなくすように
促してみて」とずっと前から言われているが
その実家の屋根裏はいわゆる『思い出』系の
品物がどっさりあり、昨年半分以上減らしたが
おそらくもうそれ以上は拒否されると思う。
両親と別に暮らして21年が経ち
普段の親たちの行動や暮らしぶりなどが
よくわからない今、やっぱり足しげく通い
話を聞いて行動を見て防災の面からも
少し片付けておくべきかな、と思った。