いよいよ『本丸』のクローゼット!
一口にクローゼットと言っても
自室の壁面いっぱいのクローゼット
(よそ行き&コート類&バック)
以外に・・・
私が置いていった洋服タンス×2竿
(季節もの、セーターや防寒下着他)
その他に
一見押し入れだけれど、引き出しや
ポールがついている
押し入れまるまる一間分のクローゼット
(普段着)
多い・・・この3カ所、書いてみると
そうでもないけれど実際どれだけの容量だろう。
ちなみに着物のタンスは父親の部屋に置いてあります。
まず、一番整理したがっていた
よそ行きクローゼットから始めることに。
全部一回だしたいところだが
それは非常に面倒くさがったのでやめて
今の段階で『もう着ないもの』を出してもらった。
いとも簡単に母だけでこれだけ出せた。
気が変わらないうちに早めに階下へ下ろす。
こちらは未使用品なので
リサイクル&寄付行き。
結構出た方、と思いますでしょ?
でも、これでやっとギチギチだった
クローゼットから2割減った位です
残った衣類はコート、ジャケット
冠婚葬祭服が2割、他の8割が私が見ても
また母本人から見ても
もう、絶対着ないでしょ
という衣類です。
では、何故母が手放せなかったのか
というと、半分は人からもらったもの
もう半分は私達の卒業式、入学式、謝恩会などで
着た服でした。
人からもらったという衣服は
「演歌歌手か?」という程
普段着には程遠いキラキラした
バブル期を思わせるような服
モチロン、年齢相応でなく着れません。
一着づつ、母と一緒にみていくと
その中には亡くなった学生時代の親友から
もらったものという思い出のジャケットや
今仲良くしている人からもらったので
手放すことは申し訳けなくて出来ない
と言った複雑な気持ちのもの等でした。
もう半分の過去の『晴れの日』に着た
ワンピースやスーツは今見ると
親子共々懐かしい服たちでした。
「これ、よく着たよね~」なんて盛り上がり
ワンピースなんてウエストが細くて
ヘップバーンが着てた?ような
サイズとレトロ感満載でした。
聞くとオーダーメイドだったそうです。
親子して思い出ループにハマりそうで
ここで思い出式服を全部残してもよかった
とも思いましたが、手放しの練習として
「この中で、もう絶対に着ない1着を
手放そう」
ということになり、一番印象にあった
ヘップバーン風黒いレース地にドット柄の
Aラインワンピを捨て袋に入れました。
何故なら、それは本当に色々なシーンで
母が着ていたので沢山の写真に残っています。
そのことを私が話すと
「そうだね、もう着ないね」と言って
母は迷うことなくゴミ袋へ自ら入れてました。
この1着の捨ての一連の行為がこの日
一番時間がかかりましたが
母一人では到底できなかった行為
だったのではないかなぁと思います。
結局、ほとんどが人からもらったものを
思い出の衣類、という結果でしたが
私はクローゼットの内容が確認できて
今回の整理ではよかったなと思いました。
捨てる=生活と断絶 とすっぱり
割り切れるものと、そうでないもの。
私は全て必要ないと思った瞬間に
断絶できると今までずっと思っていましたが
最近、自分でもビックリするのですが
こういう『思い出』系にかなり迷いが
生じてきています。
「あなたもトシ取ったってコトね」
と、すかさず母親からいわれましたが
恐らくその通りだと思います。