能にもハマり始めました | カブキだより

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歌舞伎観賞が生きがい!
松本幸四郎(7代目染五郎)さん贔屓。
気ままに歌舞伎を語ります・・・


先日、ほぼ人生初
能楽堂に足を踏み入れましたニコニコ

実は今年
大学に能楽部なるものができまして
私も入部したのです…

そして早速、水道橋の宝生能楽堂に観に行って参りました!


歌舞伎は大衆向けに発達したものですが
能は歴史上の権力者に保護されることで発達した芸能。
その在り方もだいぶ異なります。
(世間では一緒に語られがちですが…)

能楽は一般の方、学生ですらお稽古することができる、参加型の芸能なのです。

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…とまあそれは置いておいて。
…安い!びっくりびっくりびっくり
びっくりしました。

そして能楽堂内は飲食厳禁!
格式高い感じがしますね。
空気も荘厳でした。

能はある程度形式が決まっていて
登場人物も固定化しています。
この話、歌舞伎にしたらどうなるのかな〜と考えながら見てしまいました笑。

今回拝見したうちの1つ「鵜飼
殺生を生業とする1人の鵜飼のお話です。
前半では罪深いけれど生きていくためにはやめられなかった様が描かれ、後半には殺生の罪から地獄に落ちるはずだったものの、僧を助けた善行のために救いを得る様が描かれます。
歌舞伎だったら…キョロキョロキョロキョロキョロキョロ
鵜を殺すことだけではなく、恋でもなにかやらかしたキャラクターになっていそうですね。
人妻に手を出してしまったとか…(油地獄か!笑)
けれど実はそれはかつての主君のお家再興のためにやっていたことだった…僧は主君の跡継ぎだったのだ…とかとか。

妄想でしたてへぺろ


歌舞伎の義太夫も台詞が聞き取れないことが多々ありますが
能はそれ以上に聞き取れません…
聞き慣れていくしかないですね。