月光露針路日本〜風雲児たち〜 | カブキだより

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歌舞伎観賞が生きがい!
松本幸四郎(7代目染五郎)さん贔屓。
気ままに歌舞伎を語ります・・・

ここどこだっけ...

 
歌舞伎座だよね???びっくりびっくりびっくり
 
衣装が...
髪型が...
大道具が...
音響が...
すべて新鮮で、歌舞伎の世界を超越してる...!
 
最後にはカーテンコールからの
スタンディングオベーションびっくりびっくりびっくりびっくり
 
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お久しぶりです。
ようやく三谷歌舞伎、観て参りました。
 
やはり迫力感じたいので1階席チョキ
後援会の下さるお席はほんといいところばかり...!
感謝ですキラキラ
↑イヤホンガイドについてました。
舞台は江戸時代。
伊勢国から江戸に行く途中、漂流した大黒屋光太夫たち。
ツッコミどころ満載の会話が絶妙てへぺろ
 
 
皆から慕われ・・・てるのか微妙なお頭幸四郎光太夫
着物の裏側になぜかタクアンをつけている愛之助新蔵
口は悪いけどみんなのことよく見てる猿之助庄蔵
 
炊事役の種之助くんウインク
頼りないけど語学の才能のある染五郎くんラブ
しっかり者の鶴松くんニコニコ
医学の心得のある宗之助さんおねがい
食いしん坊の弘太郎さん爆  笑
 
あ、忘れてはいけない白鸚三五郎
おみくじで陸までの距離を測ろうとするも・・・
 
・・・600里。
 
・・・。
 
今のはなし!!!!
じゃあもう一回。
 
・・・600里。
 
ちーんドクロドクロドクロ
 
 
まだまだいました彌十郎九右衛門。
最初の場面ではヘロヘロなのに・・・
 
あれ、ロシアの場面ではピンピンしてる!?
注目ポイントです。
 
 
あとは犬橇(いぬぞり)犬犬犬犬犬
なんと役者さん方が犬役やられてます。
これはレア・・・・・!!!!
忠臣蔵の猪以上に大変そうでした。笑
 
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歌舞伎っぽい場面はほとんどないけれど・・・
一箇所だけ。
最後にロシアに残ることに決めた庄蔵と新蔵。
光太夫との別れのシーン。
 
片足を切断してすがるものが欲しくて洗礼を受けたという庄蔵。
しかし実はロシア側から
「足を切断する医療費を出す代わりに洗礼を受けろ」
と言われていたのだった。
日本に帰ると言い続けて10年も経ってしまった彼ら。
庄蔵は本当に日本に帰る許可が降りるとは思わず、その取引を受けたのだった。
かしらとして不甲斐ない自分にどうすることもできない光太夫。
庄蔵を一人で残して行くわけには行かないと、ロシアに残ることに決めた新蔵。
それぞれの思いが交錯する中、
最後に庄蔵と新蔵は
「日本に帰りたいーーーーーーー!」
と叫ぶのだった・・・・・・・・